秋葉原サテライトスタッフの近藤です。Kaien就労移行支援でプログラム開発を担当しています。先日公開したガクプロ手帖に続き、Kaienの就労移行訓練のエッセンスが詰まった「Kaienパスポート」が完成しました。
訓練・就活の心強いパートナー
訓練に新しく参加される訓練生のみなさん、新しい環境や、初めて接する人たちに慣れるだけでも大変なのに、訓練に参加するための大量のルールを覚える余裕なんてとてもありません。そしてようやく訓練に慣れてきたと思ったら、次は就職活動。就職活動自体久々すぎて何から手を付けてよいものやら…一般枠と障害者枠では何が違うのか…応募書類はどう書けばよいのか…などなど不安は尽きません。
でもご安心ください。
一度聞いたルールを忘れてしまった時、訓練中に何をすればよいかわからなくなってしまった時、就職活動を始めたい時、「Kaienパスポート」が開けばいつでも必要な情報を確認することができます。「Kaienパスポート」には、
- 訓練参加のためのルール
- 報連相の流れやセリフ
- 就活情報(書類の作り方、面接、会社訪問、内定後)
- 就活でGO!(こちらの記事もご覧ください)
- ビジネスメール・電話の例文集
など、訓練、就職活動に関する情報がまとまっています。もちろん1人1冊お渡ししますので、いつでも見返して確認することができます。
Kaienの訓練参加のためのマニュアル、就職までの道しるべというような内容になっています。Kaienの訓練期間中の心強いパートナーとしてご活用ください。
長く使える丈夫なつくり
装丁は、当社のブログ記事をまとめた「Decobo通信」と同じものを使っています。透明なシートの表表紙と、中厚紙の裏表紙という丈夫なつくりで、みなさまの訓練期間中、破れたり汚れたりすることなく使っていただけるようになっています。
A5の手帳サイズで持ち運びもしやすくなっていますので、常に手元に置いて日々の気づきや学びを書き込んでいってください。訓練中だけでなく、面接に行く時、さらには就職してからもお守り代わりとして活用していただければ幸いです。
先日初版が完成し、川崎の事業所にて、全6拠点の訓練生約150名分の冊子を急ピッチで製作してもらっています。5月にはお届けできる予定となっておりますので、現訓練生のみなさまは少しだけお待ちください。
※もちろん、この冊子があるからと言って支援担当のスタッフとのコミュニケーションは密に取っていきましょう。「パスポートに書いてあるから大丈夫!」と言われてしまうとスタッフはとても寂しがります・・・
関連ページ
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます