こんにちは。Kaien秋葉原(就労移行支援事業所)の村山です。
Kaienの事業所は秋葉原に2拠点あります。Kaien秋葉原とKaien秋葉原サテライトです。この2拠点には、都内にお住まいの方以外に、千葉や茨城からも通われる方が多くいらっしゃいます。Kaienではご利用者に合わせて都内外の就職支援も活発に行っています。
この記事では、2017年10月19日(木)にハローワーク千葉・千葉南、千葉県・千葉市が主催した「第17回 障害者雇用促進就職面接会」の様子をお伝えします。
千葉ポートアリーナに98社の企業が集合
千葉県内の企業98社が千葉ポートアリーナに集結した面接会。千葉に住んでいるKaienの訓練生も、この日に焦点を当てて準備を行い面接に挑みました。外は生憎の雨でしたが、広い会場にはたくさんの求職者が集まりました。緑色の腕章をつけたハローワークスタッフが会場のあちこちに配備してくれており、参加者が何か困っているとすぐにフォローしてくれる手厚さを感じました。
都内のハローワーク面接会との違い
たくさんの方が参加する面接会では、参加者が面接を受ける順番を決める必要があります。千葉の面接会では志望する企業に「面接申込書」を提出して、控えの紙に面接の順番を書いてもらうという方式を取っていました。企業テーブルから番号札を取って面接順番を決めていく都内のハローワーク面接会とは異なる方式です。Kaienからの参加者も、ハローワークのスタッフに記入方法を教えていただきながら申込書を記入し、企業のテーブルに用紙を提出して順番を待ちました。
面接会場にはたくさんの待機用の椅子が用意されており、参加者が気持ちを落ち着かせながら面接までの時間を過ごせるスペースが十分に設けられていました。千葉ポートアリーナならではでしょう。会場2階には多くの観覧席があり、支援者や保護者の方が面接の様子を見守ることができます。
【参考】ハローワーク主催「平成29年度 中央ブロック 障害者就職面接会」レポート
就労した経験がなくてもKaienの訓練経験がアピールになる
今回の面接会に参加されたKaien訓練生の中には就労経験がない方も複数名いらっしゃいました。通常であれば、就労経験がないと中々企業が求める自己PRをすることは難しいでしょう。しかし、Kaienではより職場に近い環境で職業訓練を行うため、事務職で求められるPCスキルや報告・連絡・相談などのコミュニケーションスキルを実体験によって身につけるとができます。また発達障害*に特化したKaienだからこそ、一人ひとりの障害特性に応じた職場での対策について的確なアドバイスをお伝えすることができます。障害特性への対策を取りながら、企業で働くためのスキルを身につけたい!と考えている方、まずはKaienの利用説明会にいらしてみてください。
今後も千葉の求人開拓に力を入れていきます
都内までの通勤時間が1時間以上かかってしまい不安、できれば地元に近い企業に就職したいと考えている千葉にお住まいの方に向けて、Kaienでは千葉県内の求人開拓に力をいれています。発達障害のある千葉にお住まいの方、是非Kaienの利用説明会に足を運んでみてください。利用説明会はKaien秋葉原サテライトでも開催しています。
関連ページ
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます