- 今月のメディア・講演情報 NHK「おはよう日本」“発達障害*”学生の就職活動 自分らしく働くには 他
- 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします 長所は短所を補えるか?他
- Kaienの一ヶ月を振り返る 「発達障害の人にとっての障害者雇用」YouTubeで公開 他
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スタッフブログ 現場目線で発信しています。また当社著作本は下記のとおりです。
子どもの発達障害に関する情報はTEENSのニュースレター を合わせてご購読下さい。
1. 今月のメディア・講演情報 NHK「おはよう日本」 “発達障害”学生の就職活動 自分らしく働くには他
講演
各地で講演を行いました。
- 02/16 千葉県自閉症協会「自閉症児の将来を考える」(千葉・千葉市)
- 02/22 鹿嶋市就労支援専門部会「発達障害の特性・強みを活かした就職支援」(茨城・鹿嶋市)
- 03/05 江東区「障害児(者)の親のための講座」(東京・江東区)
- 03/08 神奈川県西部地域若者サポートステーション「発達障害全体についてのセミナー」(神奈川・小田原市)
今後の講演予定です。
- 03/17 東京大学病院「勉強会」(東京・文京区)
- 04/03 神奈川県産業技術短期大学校人材育成支援センター「職業訓練指導員 研修」(横浜・旭区)
- 04/14 ジャパンライム株式会社「発達障害者の就労の最新事情」(東京・千代田区)
- 05/26 ジャパンライム株式会社「発達障害のお子さんにおすすめな学校選び 中学・高校編」(東京・千代田区)
- 06/07 立教大学 現代心理学 ゲストスピーカー(埼玉・新座市)
- 08/20 茨城県教育研修センター 高等学校における特別支援教育理解推進研修講座「発達障害等のある生徒の進路指導」(茨城県・笠間市)
- 08/21 関東甲信越地区視覚障害教育研究会「発達障害と視覚障害」(茨城県・水戸市)
- 12/15 認定NPO法人エッジ 「2019年度LSA講座」(東京・港区)
メディア
- 02/20 『脱福祉』から『超福祉』へ 近くて遠い、発達障害の海 コトノネ vol.29
- 03/01 NHK「おはよう日本」 “発達障害”学生の就職活動 自分らしく働くには
リンク
3. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします 長所は短所を補えるか?他
ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。よくある質問 はウェブサイトにまとめて掲載していますので合わせてご参考になさってください。
発達障害 DTPは向いていますか?
Q1. 昨年、長年の夢だったDTPを学びたくて都の障害者職業訓練校を希望しました。しかし説明会で「発達障害者は(DTPコースは)辞めた方がいい。細かい作業が多くて倒れるよ」と言われ、希望を否定されたようでショックを受けました。自分が発達障害(ADHD)と知らなかった頃、3ヶ月間で本格的?なHP作成の訓練を受けたことがありますが、ごく短期間で仕事にできるようなスキル習得などやはり無理でした。ADHDにDTP習得は本当に向いていませんか?
A. そんな事はありません。むしろ向いている人もいるぐらいです。例えば今月の当社の別のニュースレター(発達障害 子育て応援マガジン)では、自閉スペクトラム症の人をエンジニア・デザイナーとして育てているスタジオが、オスカーの受賞候補作品の制作に携わったというニュースを紹介しています。ですので、発達障害の人にDTPなどのデザイン・制作業務が向いていないというのは、偏った知識だと思います。ただし注意いただきたいのが、すべての人がDTPに向かないのと同じように、発達障害の人の中でも向く人もいれば向かない人もいるということです。
長所は短所を補えるか?
Q2. 軽度と診断されているため就業中ですが、担当医師からは「苦手と思うことでも訓練次第で対応できる、そうそう都合のいい環境はない。強みがあっても世間はそれで短所を看過したりはしない」と言われております。確かに医師の言う通りで自分が多くを望み過ぎているのかもと思いますが、それでもやはり自身の知能指数や作業スキル的にもそれなりに短所を補えるだけの長所があるのでは?と考えています。夢を見過ぎなのでしょうか。
A. 大変本質的な質問です。上手く答えられるかわかりませんが…。
まずたしかに長所で、他の短所をすべて吹き飛ばすような方はいらっしゃいます。異能・鬼才と云われるような部類の人だと思います。残念ながらそういった逸材は多数ではありません。
多くの場合は、担当医師のおっしゃる通り、そこまで都合は良くはいかず、世の中は弱みを見逃してくれないことが多いでしょう。違う言い方をすると、そこまで長所が際立っていないということだと思います。
ただし私が考えるのは、長所と短所は表裏ということです。短所と思われていたこと(例えば細かいことを気にしてしまう)は、業務や職種によっては長所と変わる(例えば細部へのこだわりが評価される)のだということです。理想的には、ご自身の弱みが強みと見てくれるような環境を探すことが良いと思います。
世の中には星の数ほど会社や仕事があります。ご自身にフィットしやすい会社はいろいろとあると思います。数年で点々とすることは積極的にはお勧めしませんが、同じ会社の中でも上手に自分の特性がフィットするような環境を作るように周囲と相談しながら働いていただければと思います。
在宅訓練
Q3. 利用可能な地域が増える予定はありますか?
A. 就労移行支援については在宅での利用も可能です。お住まいの自治体に理解頂くことや、週1は当社事業所への「スクーリング」(実際に通うこと)が必要にはなりますが、移動の負担が少なく受けられる可能性があります。大学生向けのガクプロも自宅で受講できるプログラムが増えています。実際にオフィスが多くなるわけではないのですが、利用可能地域は違う意味で広げていきたいと思っています。
4. Kaienの一ヶ月を振り返る 「発達障害の人にとっての障害者雇用」YouTubeで公開 他
この1か月のKaienのイベントやニュースをまとめてご報告します。
■2019.2.11 「発達障害の人にとっての障害者雇用」YouTubeで公開
■2019.2.20 コトノネ vol.29 にKaienの就労支援事業が掲載 『脱福祉』から『超福祉』へ 近くて遠い、発達障害の海
■2019.2.21 近くて遠い、発達障害の海 Kaien社長ブログ
■2019.2.28 NHK「おはよう日本」で発達障害学生の就活が取り上げられます 明日(2019年3月1日 金曜 放送予定)
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
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