就労移行支援や就労定着支援を受けた人の方が、職場の定着率が約20%高いというデータが2017年に発表されています。
比較的新しい障害福祉サービスである”就労定着支援”。就労移行支援を修了して就職した後、3年間利用できるサービスです。制度について、当社での事例を交えてわかりやすくお伝えします。
動画
こちらから(ハイライト版/フルバージョン前編/フルバージョン後編)
登壇者
- Kaien代表取締役 鈴木慶太
- Kaien横浜 須賀智美
- Kaienで定着支援を受けた当事者2名(樋田さん、Tさん)
就労定着支援のサービス内容について
鈴木:大きく分けて4つのサービスがある。
- 相談:体の不調や仕事の悩みなど、働くうえでの色々な相談が出来る。
- 職場訪問:スタッフが職場に訪問して、働き具合を確認する。
- 勤務先と調整:勤務先に聞きづらい事・言い出しづらい事を代わりに伝える。
- 地域移行:定着支援修了後、お住まいの地域の支援センター等に紹介する。
コロナ禍以降は電話やZoomなどのリモート支援も行っている。Kaienではようこそ先輩やグループセッションといった仲間作りの場も設けている。
就労定着支援を利用できる人
鈴木:就労移行支援などを修了して7ヶ月目以降の方が対象である。障害福祉サービス受給者証が必要で、就労移行支援などの福祉サービスを経由していない人は利用出来ない。なお、就職後6ヶ月目までは通所していた就労移行支援にて定着支援を受けることが出来る。
就職してからの苦労
Tさん:初めての就労で、ビジネスマナーや業務でのミスが多かった。指導員の方から指摘して頂いた事を、定着支援のスタッフに一から丁寧に教えていただいた。その中でも、メモの取り方を教えていただき、実践した事で習慣になり、マニュアル作成の業務に役立たせる事が出来た。
ようこそ先輩、グループセッションに参加してみて
樋田さん:ようこそ先輩では、発達障害*を持った方々がどのように就職したのかを聞くことが出来た。グループセッションでは、様々な意見を聞く事で自分自身の悩みの解決に繋げる事が出来た。
定着支援を利用してみて
樋田さん:Kaienでは生活面、仕事面での悩みやストレスを親身になって聞いて貰える。もし悩みがあれば、思い切り相談してほしい。
Tさん:社会人として未熟な部分があったが、定着支援を利用して成長する事が出来た。丁寧に指導して貰えるので、有効に活用してほしい。
その他にも「利用料金について」「定着支援の課題」など様々な内容をお話し頂いています。ぜひ動画フルバージョン前編/後編をご覧ください。
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます