1. 配慮が得られる 得意が活かせる お勧め求人
”とがり”を活かす! 障害者雇用 就職・転職サイト「マイナーリーグ」のお勧め求人をご紹介します。
- 三菱自動車工業株式会社: 就労未経験の方でもイチから事務職のキャリアを積むことができるオフィスワークです。入社後は定型業務や軽作業からスタートし、得意や強みを活かせる業務をお任せします。サポート体制も充実しており、オフィスには診療所があり、支援員も常駐しているため安心して業務に取り組めます。
- IBM アクセスブルー: 6ヶ月間、ITの基礎から実践的なITスキルを学びIBMグループへの就職を目指すプログラムです。休職中の方や、新たなキャリアを目指している方にとって、自分と向き合い安定して働くことに繋がります。完全在宅勤務のため、地域にお住まいの方も参加可能です。
- 川村インターナショナル株式会社: 翻訳会社の社内翻訳者(産業翻訳)を募集しています。語学力を活かしたい方、翻訳業務未経験の方も歓迎します。柔軟な働き方が可能で、時短勤務や在宅勤務(定期出社あり)もご相談いただけます。様々な翻訳に触れ、翻訳者としてのスキルアップを目指してみませんか。
マイナーリーグはこちら(企業名、フリーワードで検索!) → https://mlg.kaien-lab.com/
マイナーリーグ採用説明会はこちら → https://www.kaien-lab.com/job/job-interview/
支援者の方向けご案内はこちら → https://mlg.kaien-lab.com/pages/for_support_organization
2. 障害者の法定雇用率 2.5%に引き上げ
およそ1年前に厚労省が決定した法定雇用率の引き上げが、2024年4月1日に実施されました。2年後の2026年7月に2.7%へとさらに引き上げられる事が決まっています。また、国や地方公共団体の雇用率も先月までの2.6%から3.0%、教育委員会は2.5%から2.9%へ同様に2026年までに段階的に引き上げられます。
法定雇用率の引き上げは、具体的に事業主にどのような影響を与えるのでしょうか。本記事では、障害者雇用率制度に関する概要をまとめました。
3. 世界自閉症啓発デー 今年も4/2に各地でイベント開催
毎年4月2日は世界自閉症啓発デー。日本でも当事者団体・親の会・支援者団体・行政などが様々なイベントを実施しています。Kaienでは幾つかのイベントに協力しました。
- 名古屋市発達障害啓発プロジェクト 2024: プロジェクトの教育欄に当社が協力
- LIUB2024「Light It Up Blue in The Metaverse」: メタバース空間でのイベントに当社社員が登壇
4. メディア・講演情報
■メディア
- 3/26 NHK厚生文化事業団「発達障害の子どもの育ちを支える」
メディア掲載一覧: https://corp.kaien-lab.com/category/media-lecture/publicity
■講演(実績)
- 3/20 NPO法人星槎教育研究所 子ども理解セミナー「凸凹のある子どもの将来について考える」 (東京・中野区)
- 3/31~4/2 産官学連携による「自閉症啓発」メタバースイベント LIUB2024「Light It Up Blue in The Metaverse」(オンライン)
■講演(予定)
- 4月収録 Aoba-BBT 組織人事ライブ「ニューロダイバーシティとは?」(オンデマンド)
- 5/13 NPO法人しょーとてんぱー「大人の発達障害とお金の話」(東京・武蔵野市)
- 5/15 摂津青年会議所「2024年5月度8LOM合同例会」(大阪・摂津市)
- 6/12~7/1 東京都労働相談情報センター「発達障害がある方と共に働く上で大切なこと」(オンデマンド)
- 8/19 福岡市教育センター「学校や家庭・地域みんなで考える支援の在り方(発達障がい)」(福岡・博多 and オンライン)
- 11/8 福岡市社会福祉事業団 福岡市立障がい者就労支援センター「大人の発達障害について」(福岡・博多)
講演研修依頼: https://corp.kaien-lab.com/media-lecture/lecture-request
5. 今月のQ&A <診断無しで薬処方?>
お寄せいただいた質問に当社代表取締役の鈴木慶太がお答えします。なお質問はYouTubeの「お悩み解決ルーム」でもお答えしています。
本人が支援を拒む
Q1. 月に大学4年生になります。ここまで必要な単位はとれており、順調にいけば2025年3月卒業予定です。ADHDグレーと言われ小学生から服薬しています。高校の時適応障害を発症、治癒し、大学には通っています。バイトをしたことがありません。その話をしようとしても避けられます。自己肯定感が低く、他者との交流も限られとても狭い世界で生きていて社会的に視野も狭く、自分の強みや弱みについての自己理解も進んでいないと思われます。就活もやらなければならないとは思っているようですが、実際には説明会に行ったのは1回のみでそれ以降動こうとしません。公務員を受験はするようですが、親としてはこのような状況では厳しいのではないかと思っています。何度もガクプロさんを訪れることを勧めているのですが、その話になると不機嫌になり部屋からいなくなります。
A. Kaienは今年で15年ですが、ガクプロの世代で診断を受け止めているケースが非常に多くなっていると感じます。つまり早期発見・早期療育の国の方針がはまっているのでしょう。一方で発達障害の認知も進み、学生の時点、あるいは働き始めた後でも、ご自身の特徴に気付いていなかったり、受け止められないケースも変わらず一定数いらっしゃいます。こうした場合ご家族が困るあまり、専門的な機関に繋ぎたいという想いが高まりすぎてしまうケースも見受けられます。Kaienのサービスを受ければすべて解決するわけではないですし、よりこじらせてしまうことが多いですので、ご自身の受容ペースに合わせるしか方法はないと思います。なお、特に障害者雇用まで視野に入れれば、大学卒業までに就職する必要はほとんどありません。というのも就職しやすさは変わらない、むしろ卒業後の方が高まるからです。同世代・同学年の就職おめでとう!の波に飲まれすぎないようにご家族で注意して頂ければと思います。
診断無しで薬処方?
Q2. 医師からADHDの薬を処方されているのですが、しっかりと発達障害だと言われたわけではありません。サービス利用可能か、利用可能であれば、申請に必要な書類など、医師にお願いが必要なものがあるか等知りたいです。
A. たしかにいわゆるADHD治療薬の中は他の診断(例えばナルコレプシー)に出されるお薬もあります。が、一般的にはADHDが診断レベルでないとお薬は出ていないはずです。ご質問はおそらく障害福祉サービス(例えば就労移行支援、自立訓練(生活訓練))を利用するために、現在しっかりとした診断が無いが可能か?という物だと思います。限られた情報ですが文章からは医師に障害福祉サービスの為の意見書・診断書を書いてほしいと言えば、特段問題なく申請書が出てくると思います。医師に頼むものはそれ以外は特にありません。なお既に別の理由で障害者手帳を持っていれば意見書を新たに発行してもらう必要はないと思われます。詳しくはお住まいの自治体の障害福祉課にお尋ねください。
傷病手当金が切れる
Q3. 適応障害により休職→復職しましたが再び体調が悪くなり退職し、現在は傷病手当をもらって療養しています。しかしながら傷病手当も今年の6月で支給が終わるため、体調が万全ではありませんが未来に向けて少しでも動き出そうと御社を知りました。
A. 回復まで時間がかかっている状態ですね。傷病手当金の後は雇用保険を受ける人が多いのですが受給要件に当てはまっているでしょうか?障害者手帳のある人は原則、雇用保険の受給は他の人よりも良い条件で受給できますので必ず申請時にお伝えください。状態が完全でない状態で動くべきかは医師の判断に従いたいところです。金銭的なたくわえが無い場合は雇用保険後は生活保護なども有りえると思いますし、場合によっては障害年金の申請も考えるべきかもしれません。制度を組み合わせながら働く形を模索するために、医師の判断がOKならば、確かにKaienなどの障害福祉を検討いただくのが得策かもしれません。