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Kaienニュースレター 2014年2月号
Kaienは、発達障害*の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです
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- Kaien横浜 5月にオープン予定 当社4ヶ所目の就労移行支援拠点
- TEENSスタッフブログ「でこぼこ道をつき進め」と子どもたちが作ったウェブサイト「TEENS-EGG」を公開
- 平日にもガクプロ(学生向け)を開始 定員増のほか、コミュニケーション講座やインターンも追加
- 今月のメディア・講演情報
- 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします
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1. Kaien横浜 5月にオープン予定 当社4ヶ所目の就労移行支援拠点
当社としては4ヶ所目となる就労移行支援事業所を横浜市に開設予定です。5月のオープンをめざし、行政や関係者と最終調整を行っています。場所は、JR東神奈川駅や京急仲木戸駅から徒歩で7~8分です。
Kaien横浜は定員20人。大人の発達障害の方向けの職業訓練・就職活動支援を実施します。スタッフの採用もほぼ終わりこれから研修・準備を重ねて、ほかの事業所と同等以上の質を初日から提供したいと考えています。
利用のための説明会は、4月以降は横浜で開催する計画を立てていますが、2、3月は、横浜事業所を希望される場合も、秋葉原や新宿で行っている説明会に赴いていただく必要があります。
<リンク>
・Kaien ご利用の流れ https://www.kaien-lab.com/forhfa/forhfa/
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2. TEENSスタッフブログ「でこぼこ道をつき進め」と子どもたちが作ったウェブサイト「TEENS-EGG」を公開
TEENSは、当社の小学生~高校生向けの「学習支援&お仕事体験」プログラムです。本格的な事業開始からほぼ1年たち、常に満員の賑わいを見せています。今年2つ目の教室を横浜に開設予定。今後も拠点拡大を目指していきます。
TEENSのお仕事体験は、プログラミングやデザインを学ぶ専門コースや、アパレルや飲食の店員を体験できる一般コース、書店員を体験できるこしょこしょなど、ユニークな内容です。日々お子様と接するスタッフの「プチ感動」をブログで配信しています。
また、子どもたちが夏からHTML・CSSなどを駆使して作成中のウェブサイト、TEENS-EGGも開設。これから内容を充実させていきます。
<リンク>
・TEENS スタッフブログ でこぼこ道をつき進め http://teens-staff.blogspot.jp/
・TEENS-EGG(TEENSに通塾する子どもたちによるウェブサイト) http://www.teens-egg.teensmoon.com/
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3. 平日にもガクプロ(学生向け)を開始 定員増のほか、コミュニケーション講座やインターンも追加
昨年4月からスタートしたガクプロ。ガクセイ(学生)からプロフェッショナル(職業人)への『学外就活サークル』。対人関係やコミュニケーションが苦手な大学生・院生や専門学校生、卒業間もない若者向けです。学生という自分のペースで暮らす世界から、職業人という他人のペースでの働く世界に移行するための就活サークルとして運営しています。
これまでは土曜日のみのプログラムでしたが、4月からは平日夕方にも開催。内容もコミュニケーション講座やインターンも追加して、より働くリアル感を味わえる内容になります。定員も一気に増やし、発達に凸凹のある学生が仲間を作りながら就職に向けて一歩一歩近づく環境を整備しています。
詳しい説明は現在利用説明会で行っています。4月からは体験セッションも開始予定です。
<リンク>
・Kaien利用説明会 https://www.kaien-lab.com/forhfa/forhfa/
・ガクプロ概要 https://www.kaien-lab.com/forhfa/univ/
・(作成中 2月中公開予定) ガクプロ専用サイト http://gakupro.com
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4. 今月のメディア・講演情報
この1か月、週刊東洋経済の「うつ特集」で、発達障害との関連性について、当社代表鈴木のコメントが掲載されたほか、ミネルヴァ書房「発達」や、産労総合研究所「人事実務」で、当社が取り上げられています。
講演も、(独)日本学生支援機構の平成25年度障害学生支援セミナーに登壇したほか、札幌のクリニックの勉強会で講師をつとめました。2月から3月にかけては、鹿児島、高知、東京・板橋で講演を行います。
<リンク>
・週刊東洋経済 1月18日号に掲載 https://www.kaien-lab.com/?p=4125
・ミネルヴァ書房「発達」137号 ”発達障害”を問い直す に寄稿 https://www.kaien-lab.com/?p=4147
・人事実務に当社支援事例が掲載 https://www.kaien-lab.com/?p=4179
・月刊人事マネジメント2月号にインタビュー記事が掲載 https://www.kaien-lab.com/?p=4183
・(独)学生支援機構・富山大学のイベントに登壇 https://www.kaien-lab.com/?p=4191
・当社代表鈴木の講演予定 http://ksuzuki09.blogspot.jp/p/blog-page.html
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5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします
代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。
<大人向けの職業訓練>
Q1.職業訓練の期間はどのくらいですか?
鈴木. 当社の職業訓練(就労移行支援事業)は、最大2年間という上限が決まっているだけで、利用期間(ほとんどの場合は就職までの期間)は人それぞれです。当社の利用平均期間は今のところ7か月です。できる限り1年以内に修了してもらえるサポートを目標にしていますが、それぞれの人の目標の実現可能性によって利用期間が長くなったり短くなったりしています。
Q2. 週5日通う自信がないのですが、少ない日数で通うことは可能でしょうか?また、そのような求人はありますか?
鈴木. 当社の場合は週5日通うことを原則にしています。もちろん、利用当初は慣らしの期間として週3,4日の利用も受け付けています。加えて、クリニックに通ったり、就職活動のために、訓練をお休みされる場合はあります。しかし、基本的には週5日しっかり通っていただきたいと思っています。理由はほぼすべての求人が週5日だからです。まだ生活リズムや精神力・体力が整っていない状態でしたら、まずは医療のデイケアなどで、就活の前段階の時間を過ごされることが良いと思います。早めに就労移行支援を使わないのは遠回りのように見えますが、最終的には就職に近づくと思います。
Q3.訓練参加は今は満員のため出来ないと聞いたのですが、空きができ参加出来るのはいつ頃になるのでしょうか?
鈴木. 今は数か月お待ちいただいています。申し訳ございません。横浜事業所がオープンすると、4拠点で平日にほぼ100人の枠となります。たくさんの方にご活用いただけるように、質を高めながら今後も拠点を作ってまいります。
<20代後半・30代の進路選択>
Q4. 27歳 男子 ADHDだと思いますが病院で診断は受けていません。2年制の芸術造形系の専門学校に行っています。作業が遅く、集中力が無いため職人的な先生から厳しくされ、気持ち的にも苦労しているようです。この春から2年生になるのですが嫌な思いをしても途中で投げ出さずに続けるべきか、それとも本人の状態を理解してくれる環境で地に足をつけた訓練を受け方向性を見出すべきか、この一年の過ごし方をどうすべきか親として思案中です。
鈴木. 直接お会いしていないので、あくまで文書から感じる一般論としてです。27歳ですと、すでに学びは終わっていないといけない年齢だと思われます。率直に言うと、投げ出さずにやり切ったとしてもその先に何も得るものがない(つまり将来につながらない)可能性が高いと思われます。早めに別の現実的なルートに進まれることが良いように思われます。
Q5. 大学卒業後、11年間で3度転職し、現在4社目です。これまでは単に自分の能力不足だと思ってきましたが、現在の勤務先で「コミュニケーション能力が足りない」点を指摘され、自分で発達障害を疑うようになりました。 現在の職場では正社員から契約社員に変更され、その契約も次回更新できない見込みが高くなっています。まだ専門医にかかったことはないのですが、発達障害の診断、今後の仕事の探し方・取り組み方についてご相談に乗っていただければと思います。
鈴木. 大学までの「ゲームのルール」は%
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
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