Kaien川崎スタッフの正宗です。
12月1日火曜日、発達障害に特化した職業訓練を行うKaienの6箇所目の就労移行支援事業所、Kaien川崎がオープンしました。「Kaien川崎の職業訓練って?何をしているの?」という疑問にお答えして、オープンから今日までの様子をお伝えしたいと思います。
12月1日オープン初日
Kaien川崎には、他の事業所と同じように、訓練生・講師・スタッフがいます。初日は初めて顔をあわせる方ばかりなので、まずはの自己紹介をしたあと、Kaienで過ごすためのルールを確認しました。Kaienのルールとは、勤怠(遅刻や欠席)の連絡方法、始業前に行う作業計画の作成、日報のなどなど・・・。実際の職場でも様々なルールがありますが、Kaienでも気持ちよく「仕事(職業訓練)」をするための、ルールが定められています。職業人、社会人としてのルール・マナーをしっかり身につけていくことが目的です。
Kaienのルールを守れれば、実際の職場でも心配なし! |
午後は、緊張感の漂う午前から一変して、アイスブレイクを兼ねたグループ対抗ワークを行いました。役割分担がうまくいったチームもあれば戦略が裏目に出たチームもあり、結果発表と振り返りでは大変盛り上がました。朝の緊張も解け、翌日からの本格的な職業訓練開始に向けての態勢がしっかり準備できたと思います。
業務スタート~現在の様子
2日目からは、さっそく模擬職場での「仕事」スタートです。Kaien川崎では現在、事務作業と印刷製本業務の2つの業務を行っています。事務作業グループは、Excelを用いたデータ分析の業務からスタートしました。困った点は上司(講師)に相談するほか、今回は同僚(訓練生)同士で教えあうところもあり、活発な雰囲気で進みました。
印刷製本グループでは、本格的な製本機械を使い、実際に販売する冊子を製本し始めました。作業工程が多いので、グループ内の役割分担が重要です。さっそく冊子の受注がありましたが、リーダー・サブリーダーのもと、スムーズに業務ができる協力体制ができあがりつつあります。
印刷製本作業。今後はデザインや編集業務も加わります。 |
これから:どんどん失敗する場に!
今週は、事務作業はグループワーク、印刷製本作業は納期の迫った(!)製本作業に取り組んでいます。チームワーク、ホウレンソウ、さまざまな課題がでてくると思います。実際の職場環境に限りなく近いKaienですが、違うのは「失敗」が許される場だということ。講師・スタッフの我々としては、Kaieではどんどん失敗して、「では、実際の仕事で失敗しないためにはどうすればよいか?」ということを失敗から学んでいただきたいと思っています。スタッフも訓練生に負けずに、Kaien川崎の就労移行支援を充実させていく所存です。「Kaienってどんなところかな」と思ったら、ぜひご利用説明会にいらしてください。