このページでは就職を目指して Kaien に通った発達障害*¹や関連症状(不安障害・パニック障害・うつ・双極性障害・適応障害など)のある方の就職事例・体験談をご紹介します。
以前の仕事・職場での失敗。就労移行支援を利用したきっかけ。
就職活動のときの不安や期待。今の職場での対人関係や仕事での工夫などなど。
年代・特性もさまざまな事例をご覧ください。 きっとあなたに近い成功事例に出会えるはずです。
最初にKaienを経由した方々の就職先企業リストを掲載。次に事例紹介・体験談をご紹介します。
就職先企業リスト
就職先企業の一部をご紹介します。2024年1月更新
- CTCシステムマネジメント株式会社
- EY Japan株式会社
- NSA株式会社
- NTTデータソフィア株式会社
- PwC Japan有限責任監査法人
- SBC メディカルグループホールディングス
- SOMPOチャレンジド株式会社
- アクセンチュア株式会社
- アディダス ジャパン株式会社
- アマゾンジャパン合同会社
- オムロン エキスパートリンク株式会社
- オリックス・ファシリティーズ株式会社
- キンドリルジャパン株式会社
- グリービジネスオペレーションズ株式会社
- ジブラルタ生命保険株式会社
- ソニー希望・光株式会社
- ダッソー・システムズ株式会社
- チームラボ株式会社
- テクバン株式会社
- デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
- トーマツチャレンジド株式会社
- パーソルダイバース株式会社
- まいばすけっと株式会社
- マンパワーグループ株式会社
- ラムリサーチ合同会社
- 学校法人慶應義塾
- 楽天ソシオビジネス株式会社
- 株式会社 SHIFT
- 株式会社 帝国ホテル
- 株式会社JR東日本情報システム
- 株式会社TSIソーシャルワークス
- 株式会社アインファーマシーズ
- 株式会社アクセア
- 株式会社アルプスビジネスサービス
- 株式会社エス・エム・エス
- 株式会社エスプールプラス
- 株式会社コーエーテクモホールディングス
- 株式会社サザビーリーグHR
- 株式会社タイミー
- 株式会社デジタルハーツプラス
- 株式会社ベネッセビジネスメイト
- 株式会社マイナビパートナーズ
- 株式会社レッグス
- 株式会社関空エンタープライズ
- 株式会社三陽商会
- 株式会社帝国データバンク
- 株式会社日本アクセス
- 合同会社DMM.com
- 三井住友トラスト・ビジネスサービス株式会社
- 三井物産株式会社
- 住商ウェルサポート株式会社
- 住友生命保険相互会社
- 出光興産株式会社
- 大樹生命保険株式会社
- 大東建託パートナーズ株式会社
- 中央労働金庫
- 東急カード株式会社
- 東急リバブルスタッフ株式会社
- 東京海上ビジネスサポート株式会社
- 東京都チャレンジドプラストッパン株式会社
- 日揮パラレルテクノロジーズ株式会社
- 日本交通横浜株式会社
- 日本製紙株式会社
- 農林中金ビジネスアシスト株式会社
- 富士ソフト株式会社
- 富士ソフト企画株式会社
- 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社
- 明治安田ビジネスプラス株式会社
- 野村かがやき株式会社
- 他多数
就職事例
フルリモート・フルフレックスで、好きを仕事に
システム開発での活躍事例 日揮パラレルテクノロジーズ
- ADHDとASDの診断を受けたKさんは研究者を志す道から離れ、ITエンジニアになることを目指した
- インターンを通じて、自分の強みと課題を再確認。建設大手日揮の特例子会社に就職
- 現在は苦手への理解と配慮を得ながら、ウェブアプリ開発で高い技術力を発揮している
Kさんは現在29歳だが、キャリアとしては日揮パラレルテクノロジーズが1社目の職歴だという。「発達障害の診断を受けたのは大学を留年したことがきっかけでした。大学入学後に一人暮らしを始めたのですが、ネット依存で生活が荒れてしまったのです。」
「やり直すには今しかない」。ほどなく博士課程2年目にして大学院を中退。28歳のときの決断だった。その後、就労移行支援に通いプログラミングのスキルを磨きながらITエンジニアとしての就職の道を探る日々を過ごした。そんなときに、Kaienを通じて日揮パラレルテクノロジーズのインターンの募集を知った。(続きを読む)
グレーゾーン診断を受け止めて。デザイナー職で極めるプロの道
「DTPデザイナー」専門スキル人材の活躍事例 サザビーリーグHR
- アパレルブランドのフライヤーなど、様々な紙媒体の制作を手掛ける西村さんの前職は雑誌編集者
- 激務による体調不良で雑誌編集を退職、葛藤の末に西村さんはADHDの診断を受け入れた
- 現在はDTPチームのリーダー職。自分の仕事で精一杯のときにはなかったやりがいを感じている
「入稿データの色調整をした上で、紙質や温度・湿度も考慮して印刷しています。品質は高い評価を受けています。また、店舗別の仕分けや封入作業など、印刷後のサービスも含めたトータルでの顧客満足度向上を目指しています。」 成果物について説明をしてくれているのは、DTPチームのリーダー西村さん(仮名)だ。
サザビーリーグHRは、生活雑貨・飲食のAfternoon Tea、セレクトショップのRon Hermanなど、約40のブランドを展開するサザビーリーグのグループ特例子会社だ。「DTPチーム」ではグループ内の各ブランドから発注のある紙媒体の印刷、カッティング、加工、納品までを西村さんを含むメンバー6名(いずれも発達障害の診断を受け、障害者雇用枠で勤務)で、一手に引き受けている。多い時には月で50件以上の案件をこなすこともあるそうだ。また、最近では動画編集技術を習得し、ショートムービーの制作依頼に対応するなど、職域を拡大している。(続きを読む)
専門知識とExcel技術を併せて1年目から大活躍
「社内SE」専門スキル人材の活躍事例 三井化学アグロ
- 現職に就く前は一般枠で働いていた宮本さんは、自分の特性を徹底的に理解したうえで、特性をオープンにして働いた方が成果が出せると考えた
- 化学の知識とExcelマクロの高い技術を持つ宮本さん。開発した業務効率化プログラムが三井化学グループ内表彰を受賞するほどに評価されている
- 周囲も宮本さんの特性を理解し、強みに着目することで活躍の場が広がっている
Excelマクロを用いた業務改善プロジェクトが、三井化学グループの「研究開発部門表彰制度」で銀賞を受賞した。このプロジェクトを担当し表彰を受けたのは、三井化学アグロ株式会社で発達障害をオープンにして働いている、入社僅か1年の若手社員宮本さん(仮名)だ。
このプロジェクトで宮本さんは、これまで各担当者がWeb検索し手入力で集約していた競合製品に関する情報を、Excelマクロを用いて自動で収集しデータベース化する仕組みを開発。これにより開発部門の作業時間が1/10以下に短縮されたという。(続きを読む)
「安定した仕事に就けて本当に良かった」
雇い止めを繰り返したエンジニア アプリテスターとして活躍事例 ヤフー
- 研究職に就いたものの、うまく成果が出せず雇止めが続いていた白川さん
- 特性を理解してもらえる職場を探し、ヤフー株式会社にアプリテスターとして就職
- 苦手な点には配慮を受けながら、他チームからも頼られる存在として活躍している
「いろいろな研究室で研究職として働きましたが、いずれもなかなか契約更新に至れませんでした。直近では、IT企業でシステムインテグレーションの仕事をしていましたが、そこでも長く働くことはできませんでした。今の職場は月ごと、日ごとのスケジュールを組んでいただいているので、自分も取り組みやすいです。また、長く働くうちに自分の作業量を見積もれるようになり、この仕事なら何時間くらいで完了できるな、というのが見えてきました。テスト業務の性質的にも、見通しが立ちやすいというのもあるかもしれません。」
「安定した仕事に就けて本当に良かった。福利厚生もしっかりしているし、時折出社する機会に行く社員食堂のごはんもおいしくて。」と、白川さんはしみじみと語る。40代にして出会った自分に合う職場で、「興味」と「強み」を活かしながら、いま白川さんは輝いている。(続きを読む)
高校中退・引きこもり4年・職歴なし
社内SEとして活躍するまで サザビーリーグHR
- サザビーリーグHRのIT開発を担当する山崎さんは、高校中退と引きこもりを経験している
- 就職活動は困難の連続だったが、支えになったのは就労移行支援での成功体験だった
- 未経験ながらITエンジニアとしての才能が開花、現在は開発チームのエースとして活躍している
山崎さんはコーディングはもちろんのこと、仕様書の作成、詳細設計など開発の上流工程に近い部分も担当し、受託した案件開発の中心的な役割を担っている。これまで対応した案件の代表例は社員番号の管理システムの開発だ。グループの各部門で活用されており、採用活動の際に発生していた業務負担の解消に役立っている。しかし山崎さんがこの場にたどり着くまでには、多くの紆余曲折があった。
「高校の環境になじむことができず、2年生で中退しました。苦手な先生もいたりして。それからは自宅での引きこもり生活でした。自宅では好きなゲームをしたり、プログラミングで自作のゲームを作ったりしていましたが、社会とのつながりが少なく、疎外感と孤独感を感じていました。」(続きを読む)
24歳・男性 舞台演出会社・大道具
遅刻魔で読字障害を抱えている A 男さんの場合
Kaien での取り組み
- 就労移行支援を10ヶ月利用
- 多様な訓練の中で手先の器用さ、美術センスの良さを発見
- 上長へ A 男さんの特性を事前説明 スムーズに職場に親しむ
舞台演出会社に就職!
障害枠 / 大道具 / 15万円(月給)
高卒後も一人で就活したものの失敗続きでイライラが爆発。
見かねた家族が Kaien につないだのが20歳の時でした。
Kaien 開始後も PC の苦手さや読字障害でマニュアルを読めないことなど、自分の出来ない部分だけに気を取られていました。
しかし手先の器用さを活かすようにスタッフが誘導。
職業訓練の中で製本・備品整頓で抜群の成果を残すことで気持ちに余裕ができ、当初使えなかった敬語も自然に出るようになりました。
ほぼ毎日していた遅刻については、「働いた後の夢」を明確にするカウンセリングによって行動の動機づけをし克服。
その後、「人生で初と言える成功体験」(本人談)という実習を経て内定しました。
現在まで2年半就業継続し来春に正社員になる予定です。
性別 | 男性 |
年齢 | 24歳 |
診断 | 軽度知的障害(境界知能)、LD(学習障害*²) |
学歴・職歴 | 高卒、飲食店(実家の自営業)でアルバイト経験のみ |
業種 | 舞台演出事務所 |
職種 | 大道具 |
月給 | 15万円 |
雇用枠 | 障害枠 |
32歳・女性 人材サービス会社・一般事務
ミスが多く転職を繰り返した B 子さんの場合
Kaien での取り組み
- 就労移行支援を9ヶ月利用
- ミスをした時の伝え方、他責ではなく事実を伝える練習
- 採用面接で失敗するたびに修正点を個別カウンセリングで把握
- Kaien 修了生のコミュニティでの交流でメンタル安定
人材サービス会社に就職!
障害枠 / 一般事務 / 21万円(月給)
試用期間での離転職を繰り返していた B 子さん。
失敗経験が重なるうちに、上司や道具などに責任を押し付ける癖が付いてしまいました。
気分のアップダウンから生活リズムも乱れた時に Kaien へ。
自尊心回復のため「 B 子さんがいないと作業が滞って大変だよ」など細かな声掛けをスタッフが行うことから支援スタート。
カウンセリングでは「辞めさせられる」という不安からミスの原因を他に押し付けていた事が判明。
事実を端的に伝えることで周囲からの評価を保つことを学びました。
就活では ADHD の特性が見えづらく、かつ興味の保てる求人にナビゲートし見事内定。
就職後の楽しみは Kaien の修了生とのやりとりとのこと。
現在モチベーションを保ちながら就業3年目を迎えています。
性別 | 女性 |
年齢 | 32歳 |
診断 | ADHD、双極性障害 |
学歴・職歴 | 大学後5つの仕事を転々 |
業種 | 人材サービス会社 |
職種 | 一般事務 |
月給 | 21万円 |
雇用枠 | 障害枠 |
37歳・男性 法律事務所・事務職
ひきこもりで「働くのは難しい」と思われていたC太さんの場合
Kaien での取り組み
- 週3回の短時間利用から 就労移行支援を1年利用
- PC スキル、就活ノウハウが自分のペースで学べる動画プログラムをフル活用
- これまでの自分についての苦しさを和らげるカウンセリングを定期実施
法律事務所に就職!
一般枠 / 事務職(経理業務) / 17万円(月給)
C 太さんは10年以上家に出ることがほとんどありませんでした。
主治医からは「働く以外の道も考えましょう」と言われていたそうです。
しかし家族の後押しがあり Kaien の利用を開始。
週3回、集団に慣れるための期間が半年続きました。
Kaien では「パソコン練習」と「就活知識」という動画シリーズを視聴。
PC は資格試験に合格するまでスキルが上達し、就活も書類や面接への不安感を解消させました。
一方で時間がかかったのが感情のコントロール。
当初は頻繁に自暴自棄コメントを大声で口にするほど不安定でした。
そこで毎週、個別カウンセリングを持つことで、怒りやパニックへの対処法を習得。
通所1年で無事就職を果たしました。
性別 | 男性 |
年齢 | 37歳 |
診断 | 抑うつ、強迫性障害、自閉スペクトラム症 |
学歴・職歴 | 大卒後10年以上ひきこもり、職歴は短期バイトを数回のみ |
業種 | 法律事務所 |
職種 | 事務職(経理業務) |
月給 | 17万円 |
雇用枠 | 一般枠 |
体験談
33歳・男性 大手商社 特例子会社・経理など事務職
「自分と向き合うことでたぐり寄せた幸運」
世間では発達障害について知識のある人は限られている中で、 Kaien のスタッフは医者とは違う専門家集団でした。
つどつど有意義なアドバイスをいただきました。
自信喪失だった僕を褒めてくれたことも良い想い出です。
スタッフの M さんからは「朝の挨拶が中堅みたいだから、もっと元気よく入ってきては?」と言われたんです。
それからずっと爽やかな挨拶を心がけていたら、今の職場で「朝の爽やかな挨拶がいいね」って褒められたんですよ。
インタビューはこちらから。(取材 2018年7月)
- 性別: 男性
- 年齢: 33歳(取材時)
- 診断: 発達障害(ADHDかASDか不明。自分ではADHDだと思う。)(2015年)
- 業種: 大手商社 特例子会社
- 職種: 経理など事務職
31歳・男性 流通・事務職
Eさん「自分の真面目さを結果につなげる術をもらった」
「面接練習はたくさんやっとけよ」と言いたいです。
私はほぼ毎日のようにやりました。
Kaien 秋葉原事業所では公開面接練習っていうのがあったんですが、あれは絶対やった方がいい。
他の色々な人に見てもらえると、発見されることがそれぞれ違うんですよね。発見されて、指摘されることがひとつひとつ力になるんです。
訓練生のほうが面接官になる、っていう練習も是非やって欲しいですね。
自分が面接官をやると、色々見えてくるものがあるので。
インタビューはこちらから。(取材 2018年4月)
- 性別: 男性
- 年齢: 31歳(取材時)
- 診断: アスペルガー(2013年)
- 業種: 流通
- 職種: 事務職(人事契約)
35歳・男性 通信・経理職
Sさん「一番辛い時期に力と自信を蓄えた場所」
もうすぐ今の職場に就職して丸2年になります。
事務も経理も全くの未経験で休職など色々ありながらも続けられているのは、1年4か月間 Kaien で様々なスキルや自信を身に着けたおかげだと感じています。今後の課題は本当の意味での自立です。
今は親と同居ですし、一人でしっかり暮らして行けるようになりたいですね。
実は Kaien の”ようこそ先輩”(就職後半年以上を経た元訓練生の話を聞く定例イベント。)にもお声がけいただいたのに、調子の悪い時期で…。
そのうち出られる日が来たらいいな、って思っています。
インタビューはこちらから。(取材 2018年2月)
- 性別: 男性
- 年齢: 35歳(取材時)
- 診断: ADHD傾向の強い自閉スペクトラム症(2012年)
- 業種: 通信
- 職種: 経理職
21歳・女性 食品メーカー・事務職
Yさん「今は不安しかない でもKaienがあってよかった」
信頼できたというのがすごく大きい。
就活ではスタッフの存在が一番大きくて、長い間一緒にいるし。
Kaien のスタッフはみんなお世辞みたいのがあんまりないから、裏表がない感じがする。信頼していないとずっと続けて来られない。
(入社前の)今は不安しかない(笑)。
これから荒波に突入していく感じがする。
少しでも落ち着いて働ければよいなと思っています。今までは自分のために生きてきた。
自分のやりたいことをできてきた。
これからは自分のやりたいことじゃないこともやっていかないといけない。
自分が納得しないと進めないタイプなので、そこの折り合いが難しいんじゃないかなぁって。
でも、 Kaien があってよかった。
これからもキスド会とかに顔を出します。
インタビューはこちらから。(取材 2017年1月)
- 性別: 女性
- 年齢: 21歳(取材時)
- 診断: 発達障害(2011年)
- 業種: 食品メーカー
- 職種: 事務職
31歳・男性 アパレル・出荷返品作業
Iさん「8社目の正直でたどり着いた、一生働きたい場所」
できるだけ長く、今の会社で勤めたいんです。
自分に本当に合っている企業を見つけてくれて、 Kaien にはとても感謝しています。
いずれ一人暮らしできればと思っています。
障害者枠なので、決して裕福ではないかもしれませんが、趣味や面白いと思えることを見つけてプライベートを充実させたい。
インタビューはこちらから。(取材 2016年6月)
- 性別: 男性
- 年齢: 31歳(取材時)
- 診断: 自閉スペクトラム症障害(2013年)
- 業種: アパレル
- 職種: 出荷返品作業
29歳・男性 インテリア雑貨・事務職
古瀬さん「自分を知るための、温かな場所」
僕にとって、就活での最大のネックが面接。
初対面の人と話すことや、どんな質問をされるのか分からないのが本当に苦手でした。
大学時に就活していたときは、面接をしたくないあまりに「書類通らないでくれ」と思っていたくらいです(笑)。
でも、「公開面接練習」で突破口を見つけたんです。
他の訓練生約20人を前にして、スタッフを面接官役に模擬面接を受けるのですが、改善点を教えてもらって自分の課題が分かったし、何より緊張に強くなりました。
インタビューはこちらから。(取材 2016年3月)
- 性別: 男性
- 年齢: 29歳(取材時)
- 診断: 発達障害(2013年)
- 業種: インテリア雑貨
- 職種: 事務
36歳・女性 サービス・事務職
黒船さん「ポンコツの私に、生き抜くための型を教えてくれた」
「やる気があればできるんだ」という根性論が好きな方、いますよね。
発達障害の人もやる気はあります。
でも「どうやって」の部分を知らないんです。
Kaien はその How を教えてくれました。社会を生き抜く型を教えてくれた、私にとっては武道教室です。学んだ計画立てやホウレンソウは上司に評価されていて、これは一般枠でもできていない方もいます。すると、自分が会社にいる意味も、より提供できていると感じるんです。
インタビューはこちらから。(取材 2016年3月)
- 性別: 女性
- 年齢: 36歳(取材時)
- 診断: 発達障害(2012年)
- 業種: サービス
- 職種: 事務
29歳・男性 情報通信・エンジニア職
金子翼さん「仕事は能力や技能を社会に還元する手段」
訓練で得た何より大きな変化は、自信がついたことです。
Kaienではある程度長い期間を通じて評価をいただけた。
今までと違ってマイナスの事もプラスの事も言われるので、お世辞でなく評価されているということに確信が持てたんです。
うれしかったし、働くことのハードルが下りてきました。
インタビューはこちらから。(取材 2016年1月)
- 性別: 男性
- 年齢: 29歳(取材時)
- 診断: 発達障害 (1995年頃)
- 業種: 情報通信
- 職種: エンジニア
39歳・男性 製造・事務職
中沢秀幸さん「小さな成功体験を、一歩一歩重ねていくこと」
Kaienが就労支援プログラムを開始するのと同時に、利用を始めました。
訓練ではコミュニケーションの何たるかを知りました。
訓練の前と後では、人との付き合い方が劇的に変わったんです。
ソフトウェアやIT、ワードやエクセルといったデスクワークの基礎を初めて学びながらホウレンソウ(報告・連絡・相談)を実行。それまで一方通行で終わっていた人とのコミュニケーションが、双方向で取れるようになっていきました。
インタビューはこちらから。(取材 2015年11月)
- 性別: 男性
- 年齢: 39歳(取材時)
- 診断: 広汎性発達障害 (2010年)
- 業種: 製造
- 職種: 事務
*1発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
*2学習障害は現在、DSM-5では限局性学習症/Specific Learning Disability、ICD-11では発達性学習症/Developmental Learning Disorderと言われます