━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Kaienニュースレター 2013年3月号
Kaienは、発達障害*の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- NHKクローズアップ現代 当社への取材を含んだ番組が3/13(水)に放送予定
- 学生向けプログラム 15名程度でスタート予定
- 採用情報 Kaien/TEENSで働くとは? 職種や考えをYouTubeの動画で公開中
- 今月のメディア掲載情報 「発達障害者の就労支援ハンドブック」、「月刊清流」
- 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□■□■□■
1. NHKクローズアップ現代 当社への取材を含んだ番組が3/13(水)に放送予定
NHKのクローズアップ現代で、発達障害者の就労についてが特集されます。2010年にも大人の発達障害についてが放送されましたが、それ以来の取り上げとなります。当社も2月中旬に秋葉原事業所でスタッフや訓練生が取材を受けました。放送予定は13(水)とのことですが、放送日時は変更になる可能性もあります。
<関連リンク> NHKクローズアップ現代 http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/900/148521.html
□■□■□■□■
2. 学生向けプログラム 15名程度でスタート予定
皆様からのご希望が強く、Kaienでは大学生・大学院生・専門学校生向けのプログラムを週末を中心に開講することになりました。4月から月2回程度のサービスです。当初はβ版的な位置づけで、試行錯誤の中で新しいサービスを生み出していく形になりますが、それだけに人数を限定してサービスを展開していく予定です。初年度は20人を上限の目安に考えています。
なお、利用希望の方は、TEENS、もしくは、Kaienの説明会に参加していただくことをお願いしています。以下のURLからお申し込み下さい。
<関連リンク> 【無料】 (子ども向けサービス)TEENS利用説明会: http://www.teensmoon.com/flow/seminar/
<関連リンク> 【無料】 (大人向けサービス)Kaien利用説明会: https://www.kaien-lab.com/forhfa/forhfa/
□■□■□■□■
3. 採用情報 Kaien/TEENSで働くとは? 職種や考えをYouTubeの動画で公開中
2月22日にKaien/TEENS 採用についてのオンライン会社説明会を開催しました。当社のサービス内容や職種・応募条件についてはもちろん、会社の方向性や求める人材像など詳しくご説明しています。当日の40分ほどの動画はYouTubeでいつでもご視聴頂くことが可能です。
<関連リンク> Kaien採用情報(ページ中段に動画が埋め込まれています) https://www.kaien-lab.com/company/recruit/
□■□■□■□■
4. 今月のメディア掲載情報 「発達障害者の就労支援ハンドブック」、「月刊清流」
米国でロングセラーになっているアスペルガー症候群の方への就労支援ハンドブックへ推薦文を書かせていただきました。また月刊清流の最新号に『共に生きる「つながる社会を目指して」』というコーナーでインタビュー記事が掲載されています。
<関連リンク> 発達障害者の就労支援ハンドブック https://www.kaien-lab.com/?p=3215
<関連リンク> 月刊清流4月号 https://www.kaien-lab.com/?p=3291
□■□■□■□■
5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします
代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。今月もたくさんの方からお声をいただいています。
<大人の発達障害について>
Q1-1. 学生向けのセミナーに関してですが、登録受付開始は個別に連絡をいただけるのでしょうか?それともニュースレターで告知されますのでしょうか?教えていただければ幸いです。
Q1-2. 息子が、広汎性発達障害であると診断されました。現在大学3年生で、就活に取り組んでおります。Kaien様の活動に参加させることを希望しております。
Q1-3. 子どもは国立大学外国語学部の1年生ですが、おもに対人関係が苦痛で卒業までたどり着けるかどうか、きわめて心配です。中退した場合の就職アドバイスなどもお願いできるのでしょうか。
鈴木. 学生向けプログラムについては人数を限定した中での実施になりそうです。今現在15名程度が参加予定です。開始時期は今年4月です。希望される場合はご案内のメールをお送りします。univ@kaien-lab.com にご連絡下さい。(※ただしKaien、またはTEENSの利用説明会にお越しした事がある方にご案内を限らせていただいています。)
Q2. 1月20日のTEENS利用説明会に出席させていただきました。私は、25年以上マーケティングリサーチの仕事をしております。発達障害を持つ方に向いている職業だと思います。発達の方を交えて、マーティングリサーチの会社を興したいと思っておりますので、引き続き情報共有など続けていければと思います。よろしくお願いいたします。
鈴木. その通りかと思います。マーケティング・リサーチは、”止まった情報”が多く、下流工程の作業もあり、フィットしていると思います。ただし、難しさは、発注側のニーズ・常識を想像していかないといけないところです。一般的な「想像力」よりは対応できる方が多いとは思いますが、何が求められているのかというのを数字の中で見せていく作業は、それ相応の力が必要だと感じています。
Q3-1. アスペルガー+ADDと診断された当事者です。現在、一人暮らしをしながら軽作業のアルバイト勤めを行なっていますが、不器用かつ処理能力があまり良くないため、鬱状態と睡眠障害を起こし、1ヶ月近く休職に近い形で休んでいます。自分に対応出来る仕事がないか、対応策を探しているうちに貴社サイトにたどり着きました。
Q3-2. 36歳、女性、軽度アスペルガーです。一般就職がうまくいがず、障がい者雇用も考えていましたが、自分には向かないと思っています。PC操作が得意ですので、データ入力、パンチャー、Web作成(知識有、実務経験なし)などで、仕事が見つかれば幸いと思い、ニュースレターに申込みさせて頂きました。
鈴木. ご本人のなかで、ご自身の状況を客観的に見えづらくなっている可能性が高いと思います。今の世の中は、冷静にキャリアを見つめてくれる人はどんな人にも必要です。私も、会社を経営し始めた時に、どのように自分のキャリアを考えるか悩んだ時期がありましたが、キャリアカウンセラーと1度あっただけでかなり解消された部分がありました。当社の利用説明会でも良いかと思いますし、産業カウンセラーでも良いと思いますが、他の人の意見を聞いてみると良いかと思います。特に発達障害の人はまじめに考え過ぎ、かなり苦しい状況に追い込まれてから助けを求める事が多いように思いますので、早めにご相談されると良いと思います。
<子どもの発達障害について>
Q4. 現在4歳9ヶ月の男児(自閉症と診断されています。)の祖母です。今年4月から近くの幼稚園への入園を希望していたのですが、拒否されたため、公立の保育園の障害児枠での入園を予定しています。現在、週2回、母親と一緒に支援施設に通園しています。今後、保育所から小学校就学に向けて、家族としてどのように支援していったら良いのか、ご指導戴けると有り難いです。家族内でのコミュニケーションは、何とか成立しているように思います。トイレトレーニングはまだうまくできませんが、他の問題は今のところ特に感じておりません。
鈴木. 詳細にありがとうございます。当社はTEENS(発達に凸凹のあるお子様向け)もはじめ、またぷれてぃーんず(未就学児や小学校低学年向け)もあることから、会社としては小さなお子様も対象にしています。ただし鈴木個人としては、どうしても10代から大人にかけてが得意です。このため、今回のようなご相談もなかなかピンポイントにお答えしづらいというのが正直なところです。子どもの療育については、様々な行政機関(例えば発達障害者支援センター)や民間施設(例えば療育センターや児童発達支援実施業者)がありますので、そこで日々日々のサポートを受けられるのが良いと思います。様々な「療法」があるのですが、私としては「褒めて褒めて褒めて伸ばす」というなんとも理想主義的な方法よりも、「上手に失敗させながら(挫折はダメですが・・・)、気付きを促してあげる」ほうが良いと思います。成功体験をつませることが発達障害の療育の基本です。が、成功体験をつませる=単なる甘えの増大、になってしまっている例が散見されるように思います。もちろん、精神的な受け入れ度合いによっては、自尊心をこれ以上傷つけないためにとにかく褒めて認める場合も必要なので、一概には言えないのですが・・・。
<当社全般について>
Q5. 企業向け説明会の次回開催に参加させてください。NPOで活動をしています。
鈴木. 企業向けの説明会は現実的に採用を考えている人事担当者のみにご連絡しています。もし要件に当てはまるようでしたら当社までご連絡下さい。NPOで働くことは、発達障害の方が能力を活かせる大きな可能性の一つだと思っています。というのも、平等や公平、正義を求めるタイプが多く、NPOの活動など社会貢献に興味をもつ方が多いからです。実際にNPO関連の方とお会いすると非常に発達障害の特性に近しいものを感じる方が多いです。
Q6. 勉強会などございましたら、参加させてください。差支えなければ、見学させていただけましたら幸いです。
鈴木. 勉強会はFVPさんとの共催で不定期に行なっています。(https://www.kaien-lab.com/aboutdd/seminar/) 次回は未定ですが、東京はもちろん、初夏に大阪での開催が出来れば良いなと思っています。一方で、申し訳ないのですが、当社の見学は現在お受けしていません。以前、月に100人程度の見学者がいらしたことがあり、日常業務が回らなくなったためです。見学をしていただけない分、勉強会・セミナーは可能な限りお受けしています。
Q7. 社員採用の際には、応募させて頂きたくニュースレターに登録させていただきました。宜しくお願いいたします。
鈴木. 社員は常に募集しています。ぜひご応募下さい。詳しくはYouTubeでの説明をご覧頂ければと思います。(http://youtu.be/9_B9C4CTM_k)
<地方での支援について>
Q8.仕事はシフト制の為休みの日以外に休むことが難しいこと、愛知県在住ということもあって、利用説明会の参加が難しいことがとても残念です。利用説明会以外でも、出来れば鈴木取締役と何とかお会いできないものでしょうか。
鈴木. 愛知での講演は頼まれたことがなく、まだ伺ったことがありません。近いうちに機会があると良いのですが。。。それまでは利用説明会をYouTubeでアップロードしていますので、そちらをご確認頂ければ幸いです。(http://youtu.be/qgE2APS0Sow)
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
あなたのタイプは?Kaienの支援プログラム
お電話の方はこちらから
予約専用ダイヤル 平日10~17時
東京: 03-5823-4960 神奈川: 045-594-7079 埼玉: 050-2018-2725 千葉: 050-2018-7832 大阪: 06-6147-6189