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1. TEENS個別指導を導入
TEENSでは発達障害のお子さんに特化した『学習支援』と『お仕事体験』を行っています。学習支援は、普段の授業がわかること、日々のテストで確実に点数を取ることを目標にしてきました。1人のスタッフが2,3人のお子さんの学習を見る「寺子屋方式」です。受験突破をメインにはしていませんが、推薦入試も含め90%以上のお子さんが志望校に合格し、一定の実績を上げています。
一方で、幼いお子様と受験生について個別指導のご希望を頂いていました。このため2月から、小学校低学年のお子さんに向けた『読み書きそろばん科』と各受験に対応した『受験科』を開始します。「寺子屋方式」の『学習支援』を使っていただきながら、足りない部分を「個別指導方式」で、つまり2階建ての構造でお受けする予定です。
当初は人数を限定して運用方法の改善を図ってまいります。TEENSプログラムについてはまずは利用説明会にお越しください。
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2. Kaienスタッフブログを開始
Kaienでの取り組みについては、見学会や利用説明会、また全国各地からお招きいただく講演会でお伝えしていました。これまでは代表の鈴木がお話しさせていただくことが多く、現場目線の話をぜひお伝えしたいと思っていました。当社の就労支援の拠点もこの春には5つとなり、拠点ごとのユニークさも出てきています。このため、日々の就労移行支援の状況をスタッフ目線のブログにて配信することにいたしました。今後、当社の「こだわり」にフォーカスした記事を追加していきます。すでにいくつかの記事がアップされていますのでぜひご覧ください。
また小中高生向けのTEENSでは、スタッフブログを開始してすでに1年が経過しています。こちらも合わせてご購読ください。
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3. 今月のメディア・講演情報
各地で講演を行いました。
講演
- グローバル・ブレイン キッズ・アクセ ラレータ・プログラム2014キックオフイベント(東京・港区)
- 日本社会福祉教育学校連盟(東京・文京区)
エッセイ
- (公益財団)日本知的障害者福祉協会 月刊誌「さぽーと」 696号(2015年1月)
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4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします
代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。
<子どもの発達障害>
Q1. 4月から小学校1年生です。学習支援を希望しています。秋葉原に新しくできるということで家から近く通いやすいと思いました。小1では、まだ早いでしょうか?
鈴木. お子さんの状況次第ではありますが、早いほうが良いのは確かだと思います。発達障害の特性があるお子さんの場合は普段一緒に過ごしているご家族や学校の先生でも気づかない、学習の理解での抜け漏れが生じがちです。大きくなってから復習しなおすのは教える方にも負担ですし、何よりもお子さんに大変苦痛を伴います。TEENSではまず机で勉強をする習慣からお伝えしています。加えて上述のようにTEENSでは個別指導『読み書きそろばん科』を始めます。言葉の使い方と算数の概念を懇切丁寧にそのお子さんの興味をひける形を模索しながら教える形です。
Q2. 支援級に在籍している子どもの母です。コミュニケーションが特に苦手ですが、興味あるもの(数字・機器類)への集中力・記憶力が高く、将来これを活かして就労できればと考えております。当面は、TEENSで放課後等デイサービス(週1回程度)を検討したいと思います。受給者証はまだ取得しておりませんが、療育手帳を持っています。この辺のことから説明会で確認させていただきたいと思います。
鈴木. 興味のあるものを使って、その技術を高める中で、集団でのコミュニケーション能力を高めていくのは、発達障害児に限らず、教育の王道だと思います。様々な仕事を体験する一般コース、プログラミングなど高度なことを行う専門クリエイティブコース、PCの使い方など将来のほとんどの仕事に通じるIT技能を学ぶ専門ユーザーコースのうちから、ご興味が合うコースをお選びいただければと思います。また手続きについて。TEENSを受けるにあたって療育手帳は必須ではありません。が、障害者手帳があるほうが受給者証の発行はスムーズです。なお、お仕事体験は隔週から参加いただけます。
Q3. TEENS秋葉原の利用を検討しているが、現状利用枠はどの程度埋まっているのか。放課後等デイサービスが少ない。学習支援は費用がかかる。
鈴木. 現在秋葉原近辺で4月を目標に新拠点の開設を目指しています。TEENS秋葉原(仮)の利用枠は今のところ余裕があります。概ね半分程度は空席がある状態です。ただし一度埋まってしまうと、その後はなかなか入れなくなります。辞める方が出ない限り、新しい方には待機を頂いている形になるためです。このため、できるだけ早めに利用説明会にお越し頂き、ご登録をして頂ければと存じます。原則として利用説明会にお越しいただいた順でご案内しています。
Q4. 2015年4月に小学校に入る娘ですが、今は療育に通っています。小学校に入ってからも通える療育施設を探していますが、4月からはまだ空きがありますか?尚、締切などはありますでしょうか?
鈴木. 上述の内容と重なりますが、秋葉原はまだ十分に余裕があります。一方で新宿や横浜はかなりの待機者が出ています。秋葉原も満員になりましたら、都内に第4の拠点を開設することも考えております。特に開始時期は季節や月ごとで決めているわけではなく、空き枠があればどの週からでも使っていただける形になっています。未就学児でもご利用を頂いているケースもありますので、体験セッションなどでフィット感を確かめていただければと思います。
<大人の発達障害>
Q5. 遠方ですが、利用説明会はスカイプで良いでしょうか?遠方かつ就業中の場合、そちらには、どのような形でお世話になるのでしょうか?
鈴木. 残念ながら利用説明会はスカイプではご参加いただけません。また、現在のところはKaien倶楽部というサービスが動画の配信なども行っているため、地方の方も参加していただける唯一のサービスとなります。
Q6. 20才の息子のことです。高校2年の時に発達障害の診断を受けました。それまでも忘れ物が多かったり少し変わった考え方というか、突飛な考え方をするのが気になっていました。自分の興味のあることしか行動をしないため、高校も2回変わってなんとか卒業し本人の希望で朝起きられないので家の近くの大学になんとか通っています。普通のお子さんは3年生から就職活動をしますが、この様な学生の場合はこちらに来るとどのような流れで就職に向けて活動を行うのでしょうか。障害者枠でなくても就職は可能か可能ではないかの見極めの様なものも見て頂けるのでしょうか。
鈴木. 当社では、就職の方法や、使うべき制度、目指すべき業種や職種の選び方などを支援しています。ちなみに障害者枠でなくても就職が可能か、というご質問についてはほとんどの場合でYESのお返事になります。ただし、どちらがご本人にとって良いのかは非常に難しい問題です。といいますのも、現在首都圏を考えると、障害者枠のほうが賃金が高い場合もあり、かつ、安定しやすいというメリットがあり、一般枠でも就職はできるかもしれないが、障害者枠を目指すという人が多いからです。いずれにせよ、生活リズムを整えない限りは一般枠はもちろん、障害者枠でも就職は難しさを増します。まずは生活リズムやストレス体制を作っていくことが重要だと思われます。
Q7. 現在、私は他エージェントを利用し転職活動を行っていますが、同時に利用することは可能でしょうか。また、就業後のサポート等もお聞きしたいです。
鈴木. 両立可能です。就業後の支援は、現在Kaien倶楽部という在職者向けのサービスの提供を始めています。土曜日を軸に数十人が集まって当社からのレクチャーや参加者による懇親会、転職情報の提供などをしております。ぜひご活用ください。
Q8. 年齢も40代なので、なかなか安定的な仕事が見つからなくて困っています。また、一般枠と障害者枠とどちらで就労するのがよいのか悩んでいます。今までは一般枠でしか就労したことはありません。パソコンが苦手なので、そちらで訓練など受けられるならもう少しパソコンができるようになりたいです。今まで他の障害者の訓練ができるところに2か所ほど体験で行ってみたのですが、どちらも発達障害以外の人もいて、自分とはちょっと違うなあという違和感を覚え、それっきり行っていません。そちらは発達障害の人だけに特化したということでしょうか?
鈴木. 2つご質問を頂いていると思います。まず、障害者枠が良いかどうかは、2つ前のご質問への答えをご確認ください。付け加えると、年齢が高くなるほど一般枠より障害者枠で安定を求めたほうが良い場合が多いと思います。次に発達障害への特化について。たしかに当社は発達障害に特化しています。実は福祉では長らく言われてきている王道のようなのですが、状態が似た人たちを集めたほうが、異質な人を集めるよりも、学びが多いからです。発達障害の特性で似たタイプが集まっているからこその学びがあると思います。この辺りはなかなか口では説明しにくいため、体験セッションに来て確かめていただけるとよいと思います。ぜひ『味見』をしてください、ということです。
Q9. 人と関わりたい気持ちはあるが自分から行動できません。Kaienでその辺をフォローして頂きたいと思います。
鈴木. 自分から行動したいのだけれども、不安が強い、細かなステップを教えてほしい、という状態の方はとても多いと思います。なによりも大事なのは毎日通うところがあって、次にすることを細かく伝えてもらうということだと思います。KaienでもガクプロでもTEENSでも、体力的に、精神的につらくない限り、できるだけ多く通ってほしいと思います。そのために金銭的な負担が少ない制度や価格体系にしています。一歩一歩が難しければ半歩からでも、自分で次にすることがわからなければ人に聞いてもOK。一番大事なのは毎日に近く通って、「歩数」を増やしていくことだと思います。「歩幅」を伸ばすのは次の目標になります。
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