自立訓練(生活訓練)がリニューアル

2022年4月号
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1. 配慮が得られる 得意が活かせる お勧め求人

Kaienが運営する発達障害*の方向けの求人サイト「マイナーリーグ」。お勧め求人をご紹介します。

  • 薬樹ウィル株式会社:社会的な需要が高まる「調剤薬局」の業界で発達障害人材を「調剤アシスト」として積極活用!!発達障害の方の強みである「正確性」に着目。専門領域において多様な人材が活躍する先進的なD&Iの取り組みとして注目が集まっています。◆4/15(金) 無料のオンライン採用説明会:お申込みはこちら
  • エヌ・ティ・ティ・データ・ソフィア株式会社:①PCキッティングやシステム保守を担当する社内SE(さいたま市勤務)、②事務・庶務(目黒勤務)の2職種で募集中。最短4か月で正社員登用も可能、大手企業グループならではの福利厚生が充実。
  • ヤフー株式会社:【4/15応募〆切】「Yahoo!ショッピング」等アプリのテスター業務です。スキルや希望に応じてテスト設計やバグ原因調査など業務の幅を広げることも可能。在宅勤務メイン、毎週上司との1on1面談、未経験の方でも安心して働ける環境が整っています。

マイナーリーグはこちら → https://mlg.kaien-lab.com/
IT職/ デザイン職/研究開発職/専門事務職・語学の専門スキル求人は → https://www.kaien-lab.com/job/professional-skills-jobs/
求人関係のイベントのご予約は → https://www.kaien-lab.com/job/job-interview/

2. 自立訓練(生活訓練)がリニューアル

Kaienでは2年前から「自立訓練(生活訓練)事業」をスタート。現在6拠点まで広がってきています。

生活リズムが安定していないなど、心身の管理を含めた日常生活のスキルや実践が不足している若者に、自己理解をし、将来を設計する場所として、活用いただいています。就活などの次のステップにつながるまでの振り返りの場として、地域で貴重な空間になっている印象です。この春からは講座に加えて自分の関心のあるプロジェクトも実施。より充実した内容になりました。

自立訓練(生活訓練)はKaienの直営店だけではなく、パートナー事業所にも活用いただいています。現在3事業所に活用いただいており、今後も導入事業所を募集しています。

Kaienの自立訓練(生活訓練):https://www.kaien-lab.com/life-training/22081/
パートナー事業所:https://corp.kaien-lab.com/partners/partners

3. 講演情報 徳島県発達障がい者総合支援センターアイリス「令和3年度 発達障がい 就労定着応援講座」他

オンラインで行われた講演に複数登壇しました。

講演
  • 3/23 東京都保健局「障害児施設等におけるソーシャルスキルトレーニング講演会」(オンライン)
  • 3/19 市原市精神保健福祉フェスタ 「誰もが住みやすい街をめざして」(千葉・市原)
  • 3/16 徳島県発達障がい者総合支援センターアイリス「令和3年度 発達障がい 就労定着応援講座」(オンライン)

イベントの詳細・ご予約は こちら から
メディア掲載は こちら から

4. 今月のQ&A <会話が苦手で就職できない>

お寄せいただいた質問に当社代表取締役の鈴木慶太がお答えします。

会話が苦手で就職できない

Q1. 自分は、会話があまり得意でないので、就職などに不安を感じています。例えば、バイトの面接を何度か受けましたが、いずれも採用されませんでした。何が原因かどうすれば解決できるか知りたいと思っています。

A. 会話には様々な能力が関連するでしょう。ある程度、型を覚えれば、採用面接などは乗り切れる可能性はあります。が、会話力を構成するのは、同時並行の力、相手への興味、語彙の多さ、状況や心理の把握などが相まっています。つまり会話力をあげるのはそう単純ではなく、困難だと思います。

では会話力が上がらないと採用されないのか。それはないと思います。まったく喋れないに近い方でも就職されています。実際、会話が得意だから採用しようという企業は少なく、これまで採用に至っていない理由は会話力以外にあるかもしれません。

苦手なところを少し改善しても企業が雇うレベルにはならないことが多く、より能力を伸ばすような方向で準備のエネルギーや時間を使うことをお勧めします。

困っていない発達障害

Q2. 時間に無頓着と、優先順位がよくわからないのと、こだわりが強く、何事も確認していかないと行動できないので困っていますが、本人は自覚していないのも困っています。

A. 発達障害の方は特性上、自分を相対的に理解するのが苦手です。つまり、自分の困り感にも気づきづらいということです。そして他人が困っているのにも気づくのが難しいと言えるでしょう。実際、カサンドラ症候群など、本人はそこまで苦しんでいない中で、周囲のほうが苦しむということが数多く起こっています。

参考:YouTube動画 「困っていない発達障害」

残念ながら自分の課題は何か壁に当たるまで気づきづらいのは発達障害に限らないかもしれません。実際発達障害の方が本当の意味でご自身の特性を受け止めるのは、就職に失敗した時であることが多いことが当社の調査でもわかっています。

参考:診断後すぐ特性受容が出来た?(1000人の発達障害の方に聞いた仕事と生活①)Kaien 就業実態調査 2021年版

診断後すぐ特性受容が出来た?(1000人の発達障害の方に聞いた仕事と生活①)

5. Kaien社長ブログ

掲載日:2022年4月4日
LinkedInに『ディスレクシア思考力』が追加される
https://corp.kaien-lab.com/staffblog/dyslexicthinking

LinkedInに『ディスレクシア思考力』が追加される

 

6. LINE公式アカウント 友だち登録

Kaienの「LINE公式アカウント」では各種無料イベントや、発達障害に特化した求人などお役立ち情報を配信しています。

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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます