1. 配慮が得られる 得意が活かせる お勧め求人
”とがり”を活かす! 障害者雇用 就職・転職サイト「マイナーリーグ」のお勧め求人をご紹介します。
- 三井住友トラスト・ビジネスサービス:三井住友信託銀行100%出資の子会社です。一般事務、総務庶務業務全般を担当頂く方を募集中。マニュアルが整っていて、相談しやすい環境です。
- キンドリルジャパングループ:在宅勤務・出社併用(週2日程度出社)資料作成等の一般事務・社内広報サポートなどスキルに応じて業務調整です。
- エヌ・ティ・ティ・データ先端技術:想定月収32万円~37万円。正社員登用あり。NTTデータ関連会社の人事部の一員として、採用を中心とした業務をご担当いただきます。
マイナーリーグはこちら(企業名、フリーワードで検索!) → https://mlg.kaien-lab.com/
マイナーリーグ採用説明会はこちら → https://www.kaien-lab.com/job/job-interview/
支援者の方向けご案内はこちら → https://mlg.kaien-lab.com/pages/for_support_organization
2. ニューロダイバーシティ社会実現推進 障害者雇用などを支援する法人向けサイトを開設
ニューロダイバーシティ社会を推進する企業向けサイトを2023.3.23に公開しました。Kaienが14年にわたって行う法人支援をさらに推進します。特に企業の人事担当者の方は一度ご確認ください。
「本業に貢献する障害者雇用、そしてその先を実現します」
URL: https://biz.kaien-lab.com/
3. 今月の時事ネタ サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者 厚労省の新方針
就労移行支援・自立訓練(生活訓練)・放課後等デイサービスなど、障害福祉のサービスレベルが全国的に上がるために重要なサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者。
この資格者の要件について2月末に厚労省から新しい方針が示されました。厚労省のその後の発表によるとパブリックコメントなどを経て今年6月から施行される可能性が高まっています。
この話題の背景や意味については次の動画でぜひチェックしてみてください。
【時事ネタ解説】https://www.youtube.com/watch?v=tISH40lE75I
4. メディア・講演情報
メディア
講演
- 3/21 星槎大学・星槎国際高等学校・NPO星槎教育研究所「ニューロダイバーシティの観点から発達障害の多様な働き方を考える!」(東京・新宿区)
- 3/17 日本財団「就労支援フォーラムNIPPON SUB FORUM」(東京・中央区)
講演研修依頼: https://corp.kaien-lab.com/media-lecture/lecture-request
メディア掲載一覧: https://corp.kaien-lab.com/category/media-lecture/publicity
5. 【速報版を解説】発達障害*のある方の就業実態調査 2022年度版
筑波大学と当社が共同研究として昨年末から今年初めにかけて行った「発達障害就業実態調査 2022年度版」。1000人以上にご協力いただいたデータを分析し、【速報版】としてウェブで公表しました。【分析結果/解説動画付】発達障害 就業実態調査 2022年度版
一般の方にもわかりやすい視点で取り上げたテーマは次の通りです。当社ブログやYouTubeなどでぜひご確認ください。
①性差(男女差など)はあるか?
②地域差はあるのか?
③二次障害(精神疾患)の有無で差はあるか?
④診断の時期による差はあるか?
⑤現在就業中と離職者でどんな差があるか?
⑥業務内容と職務満足度の関連は?
⑦一般枠か障害者枠かで差はあるか?
⑧障害を開示するかどうかで差はあるか?
⑨雇用形態と開示によって仕事に違いはあるか?
⑩就労移行支援の利用による影響はあるか?
⑪その他の満足度は何から影響を受けているのか?
⑫放デイ等の療育や自立訓練の利用で差はあるか?
【速報版を解説】発達障害のある方の就業実態調査 2022年度版で分かった事(筑波大学・Kaien 共同研究)
6. 今月のQ&A <年収700万以上を希望>
お寄せいただいた質問に当社代表取締役の鈴木慶太がお答えします。
<大学の支援は学内で>
Q1. 4月から大学生ASD診断済みの男子です。中学高校は自由な校風の私立一貫校に通っていたので、のびのび過ごしたものの、支援らしい支援を受けずに卒業しました。大学ではどのような支援が受けられるのかわからず、不安があります。Kaienでどのような支援を受けられるのか、費用はどのくらいか知りたいと思っています。
A. まず大学の支援は学内のリソースをご活用ください。具体的には障害学生支援室や学生相談室などです。学外のリソースはアセスメントの際のご相談などにご活用いただく形になります。というのも、授業の履修やレポート提出、実験、サークル関係など、学外からサポートできることが少ないためです。これまでの配慮歴やアセスメントを持って、まずは大学の支援室に赴き、配慮希望を伝える、合理的配慮のプロセスに入られると良いと思います。ではガクプロはどう使うかですが、同じ課題や悩みのある同世代の人と若者とやり取りしたり、就職活動や襲来について他の学生とは少し違う視点で準備をしたりという形でご活用いただくことが一般的です。
<年収700万以上を希望>
Q2. アスペルガーのグレーゾーンで、かつ、現在うつ病を発症して休職中です。これからは適職を探して、ストレスをためない働き方をしたいと考えています。そのために自分のメカニズムを解明して、求職を探したいです。ただ、年収は30代では1100万円、現在は750万円ほどです。せめて700万円程の年収は稼ぎたいのですが、そんような求職案件はあるのでしょうか?御社のサイトには給与30万円以上の実績は0%と記載があり、不安になっております。
A. 先日まとめた実態調査。1000人超の回答者の中には1000万円プレーヤーは複数いました。ですので0%ということはありません。しかし障害者雇用ですと現実的ではない数字です。障害をオープンにして一般雇用で働くと選択肢が広がってくるでしょう。ただしデータを見て頂ければわかりますが、年収の中央値は300万円程度。700万円台となると多くの方の働き方とは異なるストレスや専門性が加わる可能性があります。またそもそも「今までこの程度だったから」という給与設定よりも、どの程度の金額が必要になるかを計算し直すことをお勧めします。なお「自分のメカニズムを解明」とありますが、理解は進んでも人間は自分であっても、あるいは自分だからこそ解明できないものです。ある程度苦しさや課題は残るという前提で対策や就活をされるとよさそうです。
【分析結果/解説動画付】発達障害 就業実態調査 2022年度版
<合理的配慮を積極的にする大学>
Q3. 大学をさがしています。(出席率を重視。卒論なし、レポートが軽め、もしくは、面倒見がよくそのあたりを指導してくれる大学)東京都区内、関東圏で大学名をおしえてください。合理的配慮を積極的に、行っている大学。偏差値は低め。
A. 率直に言って都合よく考えすぎではと思ってしまいました。大学は教養を身につけに行く高等教育機関です。簡単に卒業できる所を探すという探し方ではなく、まずは学びたい内容をご本人が考え、その中で合理的配慮を希望するものだと思います。そもそもそのような意思決定を親は支援をしないといけません。
また合理的配慮は大学が事前に手を差し伸べる仕組みでは基本的には無く、本来はご本人から手を挙げる中で、両者で話し合いを深めていく仕組みです。「障害学生に関する紛争の防止・解決等事例集」は次の通りに日本学生支援機構がまとめています。https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_shogai_kaiketsu/index.html
これらを理解したうえでどのような学校が支援に積極的で卒業や就職につながりやすいかという視点はあり得ると思います。残念ながらいわゆる配慮に手厚いところは旧帝大や早慶などをはじめとした有名校であることは確かです。しかし2024年からはすべての機関で合理的配慮が義務化されます。(これまでは概ね公的機関だけでした。)
当社としてはサービスを提供する中でご本人の意志や能力などを鑑みて学校をお勧めします。大学選びはご本人が合理的配慮を求めるプロセスだと思って、ご本人主体でぜひお考え下さい。
<プログラミングを教えてくれる?>
Q4. 大学4年の子供が他の就労移行支援事業所で体験をしました。プログラミングとデータ分析について学習するための映像を観るの体験でしたがプログラミングの作業をする時点でつまづいてしまいました(プログラミングの基礎知識が少なかったためのようで)。事業所の方は対面式で指導してくれる事業所の方が合うのではないでしょうかと仰っていました。kaienさんでは対面式でプログラミングの勉強はできますでしょうか。
A. はい。動画などを活用はしていますが対面でもお伝えしています。実際、クリエイティブコースでは4週間でITやデザインの仕事を一気に4つ体験して適職を判断できる登龍門も今年からスタートして大変好評です。クリエイティブコースの受講者は半数程度が何らかの専門職についています。https://www.kaien-lab.com/jobassistance/creative/
しかし文章を読む限り、プログラミングは適職とは言えないのではない可能性があると思いました。実は設定や導入の段階で個人で実践できるレベルに無いとその後の内容を理解することはほとんどの場合難しいからです。たしかに今後生きていく中でウェブシステムを使いこなす必要はありますが必ずしもプログラミングやデータ分析を習得する必要はありませんし、能力的に限界がある場合もあります。
出来る出来ないは冷静に判断しながらご本人が力を発揮しやすい仕事内容を見極め、それに必要なスキルを習得していく。つまりプログラミングは手段に過ぎませんので、働く目的を設定し、その目的にあった手段を選ぶ際にプログラミングが必要かを改めてチェックされたうえで学習をスタートしたほうが良いと感じますし、そのように就労移行支援を活用いただければと思いました。
7. 公式アカウントに是非ご登録を!
Kaienでは「LINE」「Facebook」「Twitter」「YouTube」で、各種無料イベントや、発達障害に特化した求人などお役立ち情報を配信しています。
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YouTube最新動画 【速報版を解説】発達障害のある方の就業実態調査 2022年度版で分かった事(筑波大学・Kaien 共同研究)
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます