1. 配慮が得られる 得意が活かせる お勧め求人
”とがり”を活かす! 障害者雇用 就職・転職サイト「マイナーリーグ」のお勧め求人をご紹介します。
- 株式会社イルカ:「ジャンルと国境を越える!」という理念のもと、デジタルネイティブ世代に向けた革新的なコンテンツを、世界に発信していくスタジオです。事業の中核を担う、開発職のメンバーとして「ゲームプログラマー」と「3DCGアーティスト」として活躍してくださる方を募集しております。ネットワークの進化によってコンテンツビジネスが変革をとげているこの機会をチャンスと捉え、アニメ・ゲーム・漫画など日本が世界に誇れるプレゼンスを確立し、新たなカルチャーを創出すること、それが我々のミッションです。
- オムロングループ:「異能人材採用プロジェクト」オムロングループでは、ある分野では極端に苦といった個性があるものの、特定の分野に対しては常に優れた能を発揮する、高いポテンシャルを持っているのことを「異能財」と定義して、苦な部分を補完する環境を整え、得意な能力を存分に発揮してもらうことで、事業発展につなげていこうとしています。新製品の開発・研究領域で力を発揮したいと希望している、理系に強みがある財を積極的に採します。苦手な部分に理解と配慮を受けながら、得意を活かして働きたいの申込をお待ちしています。
- 豊通オフィスサービス:豊通オフィスサービスはトヨタグループの総合商社豊田通商の特例子会社です。障がいの状況に応じて、出来る出来ないことを明確にし、出来ないことは他のスタッフでカバーする役割分担を行える組織作りを行い、それぞれが障がいと向き合いながら、活躍できる環境の整備に取り組んでいます。この度、庶務厚生グループで一般事務を担当頂く方を募集しています。主には豊田通商グループの経費精算、社印管理のサポートを行って頂きます。グループ会社に対して貢献度の高い業務です。
マイナーリーグはこちら(企業名、フリーワードで検索!) → https://mlg.kaien-lab.com/
マイナーリーグ採用説明会はこちら → https://www.kaien-lab.com/job/job-interview/
支援者の方向けご案内はこちら → https://mlg.kaien-lab.com/pages/for_support_organization
2. 12月開所予定 ティーンズ溝の口・Kaien東三国
放課後等デイサービスでは「ティーンズ溝の口」が川崎市に開所します。川崎では2拠点目です。→ 詳細
また就労移行支援事業所は「Kaien東三国」が大阪市にオープン。関西4拠点目になります。→ 詳細
3. メディア・講演情報
講演(実績)
- 10/21(予) 第10回成人発達障害支援学会 横浜大会(神奈川・横浜市)
講演(予定)
- 11/12(予)あしかが子育て応援ネット「思春期の発達障がいについて」(栃木・足利市)
- 11/16(予)【出版記念イベント】フツウと違う少数派のキミへ ニューロダイバーシティのすすめ「本の街でこころの目線をあわせるトークイベント」(東京・千代田区)
- 11/18(予) NPO法人EDGE「LSA学習支援員養成講座」(オンライン)
- 12/13(予) 東京都ソーシャルファーム普及啓発事業「企業向けセミナー」(東京・中央区)
講演研修依頼: https://corp.kaien-lab.com/media-lecture/lecture-request
メディア掲載一覧: https://corp.kaien-lab.com/category/media-lecture/publicity
4. 今月のQ&A <LITALICOとKaienの違いは?>
お寄せいただいた質問に当社代表取締役の鈴木慶太がお答えします。なお質問はYouTubeの「お悩み解決ルーム」でもお答えしています。そちらもご活用ください。
<セルフケア・コミュニケーションを学びたい>
Q1. 一般就労希望だが疲れ果てるのでセルフケアの対処法を知りたい。コミュニケーションの課題を解決しないとまた辞めてしまいそう→報連相の仕方を練習したい。自分の得意不得意、考え方のクセをはっきりさせてから職種を選択、就労に臨みたい。
A. これだけだと何とも言えませんが、2点アドバイスできると思いました。
1点目。疲れによるセルフケアということですが、多くの場合、能力以上に働いていること/活動していることが原因です。このためケアを学ぶよりも負荷を下げることが先決であることが多いです。例えばお風呂のお湯がどんどんと注がれているのに、少ししかお湯が減らなければ、溢れた状態は変わりません。まずは業務やタスク、生活でついしてしまっていることをどう下げられるかが重要になりそうです。
2つ目はコミュニケーションについて。たしかに報連相は重要ですが、その前にきちんと上司・顧客の意図を理解しているのだろうか、ということが気になりました。当社で見る発達障害系の方のほとんどは受信のほうが苦手です。受信が出来れば発信が多少下手でもコミュニケーションは楽になることが多いです。
1点目2点目に共通しているのは発達障害の方は自分の課題を把握するのが苦手ということです。つまりケアの方法だと思ったがタスク管理の話、発信の課題だと思ったら受信の話、というズレが生じやすいです。当社に通っていただくことで少しは手助けが出来るかもしれません。就労移行支援などが適切な可能性がありますのでご検討ください。
Kaien 就労移行支援:https://www.kaien-lab.com/category/jobassistance/
<LITALICOとKaienの違いは?>
Q2. LITALICOとの比較において、強みや差異を把握したい。
就労移行支援での比較ですかね。独断と偏見ですが次のようにまとめられます。
- 事業所数: LITALICO社の方が数が多いです。つまりお近くに事業所がある可能性があります。当社も多くしていますが就労移行だけだとまだ15拠点です。(12月に大阪の東三国が最新の開所。)
- 対象とアプローチ: LITALICO社は基本的に「うつ」をベースにしていると思います。なのでコーピング(ストレスから気を逸らす)やケア(ストレスを減らす)というワークが多いと思います。当社は「発達障害」がベースなので、自己理解と環境調整、その上でのスキル向上が基本となります。
- 通所頻度: LITALICO社は「うつ」対象なので、月・水・金や、火・木・土など週3の通所でリズムをつかむというアプローチが多いと思います。当社は週5が基本。しかし半数以上の方は二次障害があるので、その程度によって通所頻度が少ないところから徐々に増やしていく形です。
- 就活: LITALICO社は実は事業所内のプログラムが非常に少ないのですぐに企業実習となる方が多いと思います。当社は事業所内のプログラムが分厚いので企業実習は遅めです。また当社はいわゆる独自求人がありハローワーク以外の求人が豊富です。
- スタッフ: LITALICO社は若いですね…。新卒採用が多く、中途採用も40歳までと聞いたことがあります。当社は年齢の高いスタッフが多めです。40~45歳ぐらいが社員の平均年齢でしょうか。
- 雰囲気: LITALICO社の強みはやはり「営業」。当社は「支援」です。
<ADHD+ASD混合型の就職先>
Q3. ADHD+ASD混合型の方はどういった職種に就職されてる方が多いでしょうか?
A. 診断名によって職種が変わることはあまりありません。ご本人の好みや知的水準、二次障害の程度、ご家族の意向など、そしてそもそも居住地など、発達障害の特性以外の部分が非常に大きいからです。
またADHDピュアな人が障害福祉に繋がることはほとんどありません。そういう意味で当社につながる方は多かれ少なかれ混合型なのだと思っています。診断が無くてもその特性がゼロではないということですね。