1. 配慮が得られる 得意が活かせる お勧め求人
”とがり”を活かす! 障害者雇用 就職・転職サイト「マイナーリーグ」のお勧め求人をご紹介します。
- アクセンチュア株式会社:アクセンチュアでは、障がいの有無に関わらず、社員が活躍できる職場環境整備に取り組んでいます。自分らしく、安心して働くことができるように、Kaien支援員による定着面談やアクセンチュアスーパーバイザーによる業務サポートの他、定期通院サポート制度や短日短時間勤務など、支援体制・配慮を整えています。今回は未経験者でも応募可能な定型事務での募集となります。
- 株式会社タイミー:事務職未経験の方でもイチから事務職のキャリアを積むことができるオフィスワークです。いつでも安心して相談できる環境と、自分のペースで徐々に仕事を覚えていくことができる環境が整っています。データ入力が多めで、集中してデスクワークを行える方に特に適した業務内容です。
- 株式会社JR東日本情報システム:JR東日本グループのICTを担う株式会社JR東日本情報システムでの事務職です。一般事務を中心に、総務、人事、経理、営業などの各部門で適性に応じた業務をお任せいたします。フレックスタイム制勤務や時短勤務、在宅勤務の相談も可能です。
マイナーリーグはこちら(企業名、フリーワードで検索!) → https://mlg.kaien-lab.com/
マイナーリーグ採用説明会はこちら → https://www.kaien-lab.com/job/job-interview/
支援者の方向けご案内はこちら → https://mlg.kaien-lab.com/pages/for_support_organization
2. 【YouTube 8時間生配信 第2弾】ニューロダイバーシティサミットJAPAN 2024 ゴールデンウイークは「これからの20年」
2004年(平成16年)に発達障害者支援法が制定されてちょうど20年。2024年のニューロダイバーシティサミットJAPANは「これまでの20年、これからの20年」をテーマに、発達障害・ニューロダイバーシティ関連の過去・現在・未来を議論しています。
第一弾は元日に「これまでの20年」をテーマに7人の方に登壇いただき9時間の生配信(概要サイト)を行いました。第二弾としてゴールデンウイークの5/3(金祝)にもYouTubeライブを放送します。テーマは「これからの20年」。過去20年の課題は解決するのか?当事者・家族の生きやすさは軽減するか?人口減の日本社会で当事者が活躍する道はなどを8人のオピニオンリーダーと考えます。
スケジュール(※すべて仮タイトルです。講演の順序や時間は変更の可能性があります)
- 09:00 2040年代の療育(熊仁美 ADDS共同代表)
- 10:00 都心に完成!発達障害タウン(加藤進昌 医師・晴和病院理事長・公益財団法人神経研究所理事長・東京大学名誉教授・昭和大学発達障害医療研究所長)
- 11:00 次世代の当事者像(横道誠 京都府立大学 文学部欧米言語文化学科 准教授)
- 12:00 これからの合理的配慮と権利擁護(近藤武夫 東京大学先端技術研究所教授)
- 13:00 障害者雇用の未来(梅田恵 筑波大学・EY Japan)
- 14:00 老年期の発達障害(五十嵐美紀 昭和大学附属烏山病院)
- 15:00 精神科医療の未来とAI活用 (松澤大輔 精神科医・株式会社ライデック(発達特性研究所)代表取締役・新津田沼メンタルクリニック副院長)
- 16:00 発達障害 未来予想図(辻井正次 中京大学現代社会学部教授)
ニューロダイバーシティ サミット JAPAN 2024 特設サイト
https://sites.google.com/view/kaien2024/home
なおメイン企画は2024.9.15(日)~16(月祝)の二日間にわたっての開催を予定しています。オンライン会場・リアル会場とも有料となります。演者・内容は今後変更の可能性があります。午前は「医療の世界」。神尾陽子(神尾陽子クリニック院長、国立精神・神経センター精神保健研究所 客員研究員) 本田秀夫(信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授) 益田裕介(YouTuber、早稲田メンタルクリニック院長)の著名かつ大人気の3名の先生方による鼎談です。
3. ニューロダイバーシティ啓発グッズ ネットショップを開設
ニューロダイバーシティサミットJAPANの開催にともなって社内で作った告知グッズ。みなさまから反響が多く、この度ウェブでお買い求めいただけるページを作りました。個別生産の為、やや値が張るのですが、よろしければぜひご検討ください。Tシャツやパーカーの衣類、マグカップやトートバッグなどの小物、そして啓発カレンダーなどを販売予定です。
販売サイト(SUZURI)
https://suzuri.jp/KaienJp
ニューロダイバーシティサミットJAPAN 啓発グッズページ
https://sites.google.com/view/kaien2024/merchandise
4. 日本語版HBR(ハーバード・ビジネス・レビュー)で「ニューロダイバーシティ特集」
ダイヤモンド社が発行する日本版のハーバード・ビジネス・レビュー。米・ハーバード大学を中心とするビジネス論文の翻訳冊子に、今回、当社代表の鈴木も関わった「ニューロダイバーシティ」の特集記事が掲載されました。
なぜいま、企業の「ニューロダイバーシティ」推進が重要視され、注目されているのか、がテーマです。ウェブ記事が公開されていますが電子版・冊子版でも是非ご確認ください。
企業がいまこそニューロダイバーシティに本気で取り組むべき理由
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10361
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2024年4月号
https://dhbr.diamond.jp/list/magazine/search?year=2024&month=4
5. 【大好評】時間はかかるが…発達障害の子も「必ず変わる」~親以外に頼れる大人はいますか?~
先月のウェビナーが当社のYouTubeで過去ナンバー1の勢いで閲覧して頂いています。
小児科医で筑波大学名誉教授の宮本信也先生に登壇いただいた【発達障害と思春期】の会は当日も大きな反響をいただきましたが、今月公開したYouTube版も早速多くの方から感謝の声が届いています。
発達障害の特性を踏まえた冷静な視点とあたたかな語り口であっという間の1時間です。思春期問題で苦しんでいるご家族も、思春期の時期を通り過ぎた成人の課題についても、是非ご覧ください。
医師に聞く【発達障害と思春期】 18歳での情緒安定のためには 講師:宮本信也先生(医師・筑波大学名誉教授)
6. 今月のQ&A <WAIS検査結果から分かる職業適性>
お寄せいただいた質問に当社代表取締役の鈴木慶太がお答えします。なお質問はYouTubeの「お悩み解決ルーム」でもお答えしています。
<家族が理解してくれない>
Q1.自立訓練(生活訓練)を受けるべきか、就労移行支援を受けるべきか迷っています。家族は私の発達障害を受け入れられず「病院の診断ミスじゃないか」「障害者のふりなんてやめて欲しい。勉強はできたのに。私は障害を持っている人に関わるのも嫌だし、わざわざ調べて知るつもりもないから」などの暴言があるため、話し合いはできない状態で困っています。
A. ご家族の納得はとても重要ですが、人生は自分で決めて問題ありません。当社でもご家族にどこに通っているということを伝えずに「行政主催の職業訓練」に通っているなどと言うに留めている方が多くいらっしゃいます。特に診断や特性を親が受け止めてくれないケースはご家族自体も何らかの苦しみがあるケースも多く正面から伝えても上手くいかないケースがあります。他方、当社では就労移行支援・自立訓練(生活訓練)などのサービスに通っている方のご家族に向けて「ペアレントトレーニング」を各拠点で開催しています。福祉の中の利用ですので追加料金はかかりません。ぜひそのようなサービスを活用しながらご家族の理解を高めていっていただければと思います。
<WAIS検査結果から分かる職業適性>
Q2. WAIS検査結果から分かる職業適性を相談したい
A. 誤解あるあると言えますが検査結果から適職が分かることはあまりありません。実は有るともいえるのですが、それは学歴や職歴やお話しを聞くだけでほとんど分かる程度の内容です。(例えば対人サービスは苦手とか手先を使う業務は止したほうが良いとかは検査である程度わかりますが、図工が苦手だったとか、どんくさいと言われることが多かった、などのエピソードで十分に予想できる範囲ですし、むしろ検査よりも明確に分かります。)検査で分かるのは、実際のやり取りでは見えなかった落とし穴(例えばよく言葉は喋れているが実際はそこまで理解が深くはない可能性がある、ぼーっとしていて知的障害が有ると思ったが実は案外出来ることが多いなど)をチェックするためのものであることが多いです。やはり適職は実際に色々と職業訓練で試す中で見つけかることが多く、当社が就労移行支援で1・2週間ごとに体験できる業務を用意したり、職場実習に出たりするのは、検査よりも分かることが多いからです。「検査は補助程度」をご理解いただければと思います。
<発達障害の認知行動療法>
Q3. 現在、通院中の精神科医に発達障害の認知行動療法を行っているとの紹介を頂きました。その話が聞きたいです。
A. そもそも認知行動療法は「行動」、すなわち発言や行為をより自分にも周囲にもポジティブなものにするために、行動の前にある「認知」を修正しようという物です。認知も、①なんらかを見たり聞いたりする「体験」がある→②それに対して「感情」が沸き起こる→③同時に自分のフィルターで「評価(言語化)」する→④最後に「行動」を起こす、という流れが考えられますが、特に②は仕方ないとして③を経験や知性を使って修正して④を少しでもポジティブにするものとも考えられます。当社は主に平たく言うと「ガチ」に認知行動療法を行っているというわけではありません。しかし様々な体験(①)を用意していますので、それについての②や③を一緒に振り返り、④を行っていくのは、自立訓練(生活訓練)でも「就労移行支援」でも行っています。