昨日のカウントダウンブログ → あと7日(1週間) 通いたくても通えない 二次障害の話
2018年6月。Kaienが就労移行支援(大人向け)とガクプロ(大学生向け)を、初めて関西でスタートさせます。場所は梅田/大阪から1・2駅の天神橋筋六丁目駅近くです。本ブログは開設までの毎日を書き留めているカウントダウンブログ。今日は「あと6日」。ついに開所まで一週間を切りました。
関西初拠点!発達障害の特徴を活かした就職を! ▽就労移行の”Kaien大阪天六” ▽学生向けの”ガクプロ大阪天六”
ガクプロを就労移行支援と同時に立ち上げた理由
今日は昨日にお約束したとおりガクプロについてご説明しましょう。ガクプロの対象は大学生や専門学校生。当社の就労移行支援の内容をシンプルに学生向けに再構成したものとお考えください。
就労移行支援は福祉の制度のため、多くの方が無料で使えます。しかし厚労省の通達により、基本的に大学生/専門学校生は無業状態ではないということからか就労移行支援の利用ができません。このためお金を払ってもらう私塾として、就労移行支援のエッセンスを凝縮したものを提供しているのです。
今回、就労移行支援を大阪に作るにあたって、ガクプロも提供すべきかどうか悩みました。同時に二つの事業を立ち上げるのは難しいかもしれないなぁと思ったからです。しかし事前の説明会の受付状況から、明らかに学生(やその保護者)の申込みが多く、これはガクプロをやらないといけない!となって、6月の同時スタートとなりました。
※なお当社は小中高生向けのTEENS(ティーンズ)という放課後等デイサービスも行っていますが、こちらの関西展開は2019年以降と予定しています。もう少々お待ちください。
ガクプロ希望者を見ていて感じる 関西と関東の違いは?
さて、ガクプロについて、関東と関西の違いが案外はっきりしていますのでまとめてお伝えしましょう。
- 専門学校生がほとんど見当たらない
- 大学生の中でも偏差値上位校が多い
- 利用説明会に来る比率でトップを占める”学生セグメント”
まずは一点目からです。
①専門学校生がほとんど見当たらない
関東でガクプロの説明をすると、数割程度は大学生ではなく専門学校生のご本人や親御様がいらっしゃいます。大学全入時代とは言っても、ご本人の興味や進路の方向性、大学受験にかかるエネルギー、学力、働くまでの年数、金銭面などに応じて、専門学校は魅力的な選択肢であり続けます。このため現在の(秋葉原、新宿、川崎の各拠点における)ガクプロ生の数割程度は専門学校生なのです。
が、大阪で利用説明会をする限り、今のところほぼ100%が大学生…。一体専門学校生はどこに言ったのかという印象です。東京都比べて高卒で就職する人が多いのでしょうか?それとも一時的な現象で、やはり数割は専門学校生がガクプロ大阪天六の利用を占めるようになるのでしょうか?
②大学生の中でも偏差値上位校が多い
これも一時的な、たまたまの傾向かもしれませんが、今までの説明会にお越しになる方の相当数が名のしれた大学に通う方々であるということです。これも関東での利用を見ると、有名大学からそうでない大学まで非常に幅広く通われているのがガクプロの特徴なのですが…。ただしまだまだKaienやガクプロの名前が知られていないため、ウェブでいち早く情報を入手するのがそういった大学に通っている方々なのかもしれません。もう少し当社自体が有名になる必要があると感じる、開所直前の心境です。
利用説明会に来る比率でトップを占める”学生セグメント”
そして最後にこれがガクプロを大阪で始めようと思った理由ですが、大学生やその親御様の参加が多いということです。どう多いかというと、”在職者”・”失業者”・”大学生”という三つで分けると、大阪の場合最後のセグメントの方々が(おそらく)最多だということです。
発達障害という界隈では、大学生への支援がもっとも空白と言われていますので、そういった影響もあるのかもしれません。(一方で就労移行など無業・失業者向けは、良くも悪くも様々な業者が入ってきて群雄割拠という感じです…。)
最初の体験セッションは 6/2(土)12時30分~
大学生向けにグループセッションをするという当社のユニークさ、受け入れていただけるかこれからが本番です。6月2日の体験セッションを皮切りにガクプロをスタートさせます。ご利用説明会を経由していただくことをお勧めしていますが、ダイレクトに体験セッションをご予約いただいても構いません。皆様のお越しをお待ちしております。