皆様の ”発達障害×お金”のお悩みにお答えする、CHO(チーフ・発達障害・オフィサー)企画、「お金のハッタツ百科事典」が先ほど終了しました。
下記の二つのケースについて、ご意見番3人の方とCHO(Kaienと当事者・家族会をつなぐチーフ発達障害オフィサー)の方と、大変良いウェビナーとなったのですが、なんと録画漏れに先ほど気づきました。本来ならYouTubeにアップしてより多くの人に見てもらえるはずだったのに…ショックです…。
せめて開催した!有意義だった!ということを発信したく、ここにブログを残しておきます。でも、第2回も開催は既に決定しています。より良い会にしていきますので、ぜひ見に来てください。
6/20(日) 16:30~ CHO(チーフ・発達障害・オフィサー)企画 「お金のハッタツ百科事典 第2回」 皆様の ”発達障害×お金”のお悩みにお答えします
下記は第1回のケースと登壇者です。(第二回も同じ登壇者ですが、もちろん違うケース、おそらく大人の障害年金や、休職時のお金の使い道あたりを検討します。)
■ケース1 成年当事者 20代女性(きょうだいは、いない) わたしは、大学を卒業し、就職しましたが 不注意のため職場でミスをしまくり 人間関係もうまくいかなくなり眠れなくなりました。 テレビで見たうつ病と似た症状が出たため、精神科へ受診 診断名は、ADHDと二次障害としてうつ病。 わたし自身は、幼少期よりずっと生きにくさを感じていた 現在、特に福祉の支援もなく、会社は、休職中です。【質問】 会社から傷病手当金はでているが、この先、復職できるか心配。 生活費をどうすれば捻出できますか? 福祉とのつながり方も教えてください
■ケース2 三児の母親 幼稚園年長 男子(3人兄弟の末っ子) 育てにくさを感じていたものの末っ子なので、甘えているだけかと思っていました。 ところが、就学前検診で発達外来を受診することをすすめられました。 発達外来では、ADHDと診断されました。 周囲に発達障害のお子さんを持つ、ママ友もいなく だれにも相談できなかったのです。【質問】 末っ子は、モノをよく壊したり無くしたりする 損害賠償のついた保険に加入した方が良いですか? また、中学生の長男が、スマホ課金しています(10万円こえたこともあった) お兄ちゃんのように「親にお金を出してもらうのが当然」と思わないようにしたい。 金銭感覚を持たせるようにするには、どのように育てればよいでしょうか? 末っ子が入学するのを機に、お小遣いから金銭管理を教えていきたいのですが、どのように伝えればよいのか教えてください。
■ご意見番
・宮原秀樹さん(ファイナンシャルプランナー1級/国家資格キャリアコンサルタント/社団法人 異才ネットワーク 大人の発達凹凸の会 iroiro~イロイロ~)
・ドクターX 伊原さん(医師/当事者家族)
・八角令子(株式会社Kaien 相談支援専門員)
■司会
・りょう育ママ-凸凹ちゃんママブロガー (@decoboco_kazoku)
文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス「TEENS」、大学生向けの就活サークル「ガクプロ」、就労移行支援および自立訓練(生活訓練)「Kaien」 の立ち上げを通じて、これまで2,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴