Kaienでは2020年5月2日に特別企画「コロナで変わる就活環境と就労支援」を開催。セミナー内では発達障害やグレーゾーンの方をめぐる就活や雇用環境の変化を検討しました。このレポートではセミナーでもご紹介したKaien独自調査とその分析結果をご紹介します。なお当日のセミナー内容はYouTubeのKaienチャンネルで一般公開しています。動画リンク
調査結果は当社サイトからの引用の旨を記載いただければ転載可能です。
緊急事態宣言前の企業調査
- 実施時期:2020年3月
- 調査対象:大企業46社
- ポイント:障害者雇用への影響は軽微(求人が取りやめになることはない)。一方この時点で既に選考が止まっている企業が増加していた。
緊急事態宣言下での企業調査
- 実施時期:2020年5月
- 調査対象:大企業31社
- ポイント:採用選考は半分程度が停止は増え続けていた。ほとんどの企業が在宅ワーク(または自宅待機)へ移行済み。在宅求人への期待はあるものの未知な部分が多い。
緊急事態宣言下での在職者調査
- 実施時期:2020年4月末
- 調査対象:マイナーリーグ登録者(働く発達障害・グレーゾーンの方) 357人
- ポイント:雇用不安・給与減・勤務状況など様々な面で一般枠の契約社員(時間給)に大きな影響。正社員や契約社員、特に障害者雇用への影響は軽微。
通勤・勤務への影響
収入への影響
雇用不安
緊急事態宣言下での支援者調査
- 実施時期:2020年4月末
- 調査対象:Kaien就労移行支援従事者 22人
- ポイント:対象としている利用者の状況で支援者の体感。平均として就活の質・量とも4~5割落ちている。
連絡先
- Kaien広報 publicity@kaien-lab.com