Kaienでは発達障害*のある大学生・専門学校生向けに就活プログラム『ガクプロ』を実施しています。その関係で大学・専門学校の教職員の方との情報交換も頻繁に行っています。
卒業(中退)後の支援はどうすればよいの?
やりとりの中で必ずといっていいほど話題にのぼるのが「卒業までに内定が得られなかったり、中退してしまったりした学生の進路支援」についてです。
進路が決まらなかった学生がその後、引きこもり状態になってしまうのは、残念ながらよく聞くケースです。そしてその中には発達障害など診断を有していたり、可能性が高い学生が多いと思われています。
このため「在学中に適切な福祉事業所とつながれると安心できる」と、多くの職員の方が感じられているようです。実際、現在当社が編纂中の「発達障害学生白書」でも、大学と支援機関との連携の重要性がアンケートやインタビューで浮き彫りになってきています。
【参考】「発達障害学生白書」発達障害を持つ大学生のリアルな実態
「保護者と学生向けキャリアガイダンス」の学内出張実施を承ります
上のような大学・専門学校の教職員の皆様のリクエストを受け、Kaienでは「保護者と(発達障害の疑い・診断のある)学生向けキャリアガイダンス」を積極的に実施しています。学内で開催できる場合、つまり会場を用意して頂ければ、費用は原則無料で承ります。
「保護者と学生向けキャリアガイダンス」の主なプログラム
- 一般枠雇用と障害者雇用、それぞれのメリット/デメリット
- 在学中・卒業後に使える支援機関
- 就活における保護者の関わりどころ
日々、学内で学生のキャリア支援に奮闘されている職員の皆様の一助としていただければ幸いです。ご関心お持ちいただける大学・専門学校の教職員の皆様からのお声がけをお待ちしております。実施のご検討や、お問い合わせはメールアドレス(gakupro@gakupro.com)にご連絡ください。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます