Kaien代々木の川口です。今まではKaien秋葉原で勤務していましたが、Kaien代々木開所に伴い異動となりました。他スタッフや講師陣も他拠点から集結し、これから新しい拠点を支えて行きたいと思います。
Kaien代々木では、事務作業(週替業務)と、オンライン店舗(古着販売)の職業訓練のプログラムを行います。当社7か所目のKaien代々木をどうぞよろしくお願いいたします。
今回は早速、新しい拠点Kaien代々木について皆様にお伝えしたいと思います。
開所3日目。既に 「場の力」が生まれてきています!
2017年7月3日にKaien代々木で訓練がスタートしました。
Kaienの就労移行は、訓練室に足を一歩踏み入れればそこはまさに「職場」で、良い緊張感と活気に満ちています。訓練を始めたばかりの方でもその雰囲気を感じ、先輩の姿に感化されながら成長していける「場の力」があると感じています。
開所したばかりの代々木でその雰囲気を一からどう作っていくかと課題に感じていましたが、その心配をよそに開所3日目で既に「場の力」が生まれてきています。
その理由を考えてみたところ、まずKaien新宿から移ってきたオンライン店舗「KODOMO福」とその経験者である訓練生の存在が大きいと思いました。元Kaien新宿の訓練生たちは「新しい方が多いので自分たちが見本を見せねば」と積極的にリードし、報告・連絡・相談をてきぱきこなす姿を新しい訓練生に示してくれていています。新しい訓練生も「こんな風に訓練を進めていけばいいんだ」というイメージが1日目からつかめたように感じます。
また、Kaien代々木は「一般枠への就職を意識し、給与水準の高いレベルを目指した職業訓練を目指します」と掲げているだけあり、就労経験がある訓練生が多いのが特徴です。そのため、職場で求められる挨拶や礼儀などの基本的スキルを既に持ち合わせた方が多い印象を受けました。そのため、新しい訓練生でも先輩訓練生と見まがうくらいの対応ができる方が多く、わずか3日目での「場の力」づくりに大いに貢献しているかと思います。
「就活講座」もスタート!前のめりに話を聞く訓練生たち
本日から「就活講座」もスタート。いわゆる一般的な就活テクニックの解説だけに収まらず、発達障害の方が疑問や困難に感じやすいポイントをふまえたKaien独自の「就活講座」に、新しい訓練生たちも前のめりに話を聞いていました。
講座後には「自分の弱みに配慮してくれ、自分の強みを活かせる職場環境を探しやすくなったと思います。」と就活を始めていない新しい訓練生からも前向きな感想が多くありました。
新旧問わずどの拠点でも発達障害に特化したKaienの就労支援プログラムを受けることができることは当社の強みです。
同じプログラムといえども、決して画一的ではなく、訓練生の個性とスタッフの個性が調和して、事業所に色ができるのがとても面白いところです。Kaien代々木らしさもこれからできてくると思います。これからも成長し変化していくKaien代々木についてお伝えできればと思います!